4月13日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、4月9~10日に行われたKリーグ1(1部)第9節、Kリーグ2(2部)第10節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表。
【動画】相手GK動けず…天野純の“芸術的”フリーキックがコレ
そこで、Kリーグ1第9節MVPには水原(スウォン)FCのFWイ・スンウ(24)が選ばれた。
イ・スンウは4月10日、水原総合運動場で行われた水原FC対金泉尚武(キムチョン・サンム)の試合で、1ゴール1アシストの活躍で水原FCを3-2の勝利に導いた。
この日の試合で先発出場したイ・スンウは、前半ロスタイムに左サイドから素早い突破を見せると、正確なクロスを上げ、FWキム・ヒョン(28)のヘディングゴールをアシストした。さらには後半9分、コーナーキックからMFキム・ゴヌン(24)が頭で折り返したボールを右足で押し込み、貴重な追加点をマークした。
イ・スンウはこの日、前後半を通じて相手の守備陣をかき乱し、水原FCの複数得点での勝利をけん引したことで、第9節のMVPに選ばれた。
これにより、イ・スンウは第6節に次いで通算2度目となるラウンドMVPを獲得した。
Kリーグ1第9節のベストマッチは、9日に炭川(タンチョン)総合運動場で行われた城南(ソンナム)FC対全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースの試合だ。
この試合では城南FCが16本、全北現代が11本のシュートを放ち、両チームが熾烈な様相を見せていたが、ブラジル人FWグスタヴォ(28)、ガンビア代表MFモドゥ・バーロウ(29)が各1ゴール、ロシア人FWスタニスラフ・イリュチェンコ(31)が2ゴールを決めた全北現代が4-0で勝利した。
全北現代はこの勝利で3連勝を飾り、第9節のベストチームに選ばれた。
ベストイレブンでは、横浜F・マリノスから蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)にレンタル移籍中の元日本代表MF天野純(30)や、2018年にレンタルでセレッソ大阪に在籍したブラジル人DFオスマル(33、FCソウル)などが選ばれていた。
Kリーグ2第10節のMVPは大田(テジョン)ハナシチズンのDFチョ・ユミン(25)だ。
チョ・ユミンは4月9日、大田ワールドカップ競技場で行われたソウルイーランドFCとの試合で2ゴールを記録し、大田を2-1の勝利に導いた。
大田はこの日、前半7分と28分に生まれたチョ・ユミンのゴールで簡単に勝機をつかんだかに見えたが、ソウルイーランドが前半終了間際、セットプレーから大田のオウンゴールを誘発するなど、熾烈な試合展開となった。
後半に追加点は生まれず、試合は2-1で終了したが、大田の勝利を守るための多様な戦術変化、ソウルイーランドの試合終了間際まで見せた闘魂により、両チームの対戦は第10節のベストマッチに選ばれた。
第10節のベストチームは富川(プチョン)FC 1995だ。富川は10日、富川総合運動場で行われたFC安養(アニャン)との試合で2-0と勝利し、4試合無敗を続けることになった。
ベストイレブンでは、元ギラヴァンツ北九州のDFアン・ヨンギュ(32、光州FC)が名を連ねていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
◇
ーKリーグ1
FW:イ・スンウ(水原FC)、チュ・ミンギュ(済州ユナイテッド)、オム・ウォンサン(蔚山現代)
MF:モドゥ・バーロウ(全北現代モータース)、アレキサンダー・パロチェビッチ(FCソウル)、天野純(蔚山現代)、ムン・ソンミン(全北現代モータース)
DF:オスマル(FCソウル)、パク・ジンソプ(全北現代モータース)、キム・ゴヌン(水原FC)
GK:ソン・ボムグン(全北現代モータース)
―Kリーグ2
FW:オム・ジソン(光州FC)、パク・チャンジュン(富川FC 1995)、ユン・ミンホ(金浦FC)
MF:イ・ウトゥム(光州FC)、イム・ドックン(大田ハナシチズン)、イ・ジンヒョン(大田ハナシチズン)、ハン・ジホ(富川FC 1995)
DF:イ・ヨンヒョク(富川FC 1995)、チョ・ユミン(大田ハナシチズン)、アン・ヨンギュ(光州FC)
GK:チェ・チョルウォン(富川FC 1995)
■【動画】元日本代表MF天野純、韓国で魅せた華麗な左足ボレー弾
前へ
次へ