女子Fリーグ、浦安がプレーオフを制す。「勝つために必要なことを選択した」と米川正夫監督

2022年01月30日 スポーツ一般 #玉昌浩

1月30日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館にて、日本女子フットサルリーグ2021-2022プレーオフ決勝、SWHレディース西宮とバルドラール浦安ラス・ボニータスの試合が行われた。

バルドラール浦安ラス・ボニータスは、ファーストピリオドの四井沙樹、松本直美、セカンドピリオドの筏井りさの得点で、3点をリードする。

SWHレディース西宮は、セカンドピリオド残り6分45秒から、網城安奈をキーパーのユニフォームで投入しパワープレーを仕掛け、三津山美有がゴールを奪う。松本直美のパワープレー返しで失点するものの、パワープレーから再び三津山美有がゴールを奪うが、反撃もここまで。試合は4-2で終了。

バルドラール浦安ラス・ボニータスがプレーオフ決勝を制し、リーグ優勝を果たした。

試合後、SWHレディース西宮・上久保仁貴監督は、相手が引いてきたことについて、「想定外だった」とコメントした。

一方の、バルドラール浦安ラス・ボニータス・米川正夫監督は、「準決勝がなくなって、一つの試合に集中するだけになった。僕らとしては、すごくいい準備ができた」とし、「リーグ戦のなかの1試合とは違い、一発勝負なので、相手の良さを消しながら、自分たちの良さを出すというところで、自分たち戦い方というところだけではなく、いろんな戦い方をして、この勝利をつかめた」と話した。

さらに、「選手が本当に信じて、ピッチのなかでいいプレーをしてくれたことが、結果につながった。選手に感謝したい」と述べた。

また、「自分たちは、一回受けて守備をするということを、普段は全然やらないが、いろんな状況があって、それを決断した。決断してからは、トレーニングをどんどんやって、最後の練習でこれだったらいけるという自信があったので、迷わずこの選択を取った」と明かした。

同じ相手に9月のリーグ戦では負けたことにふれ、「自分も結果は求めるが、自分たちがやりたいこと、自分がしたいこと、どういうフットサルをしたいかということに、フォーカスして負けた」とし、「このゲームが一発勝負になったというのもあって、勝つために必要なことというのを選択した。それがちゃんと結果につながって良かった」と語った。

(文=玉 昌浩)

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