世界卓球で張本智和も撃破!! 157位から4強のアン・ジェヒョン、東京五輪の希望になる!!

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3年前のリオデジャネイロ五輪で史上初の“ノーメダル”の侮辱を味わった韓国卓球が、来年の東京五輪で名誉回復するための希望を手にした。

世界ランキング157位に過ぎないアン・ジェヒョンが韓国卓球界のシンデレラに浮上したのだ。

韓国男子卓球代表チームで最年少のアン・ジェヒョンは、ハンガリー・ブダペストで開かれた世界卓球選手権・男子シングルス準決勝で16位のマティアス・ファルク(スウェーデン)に逆転負けを喫し、惜しくも決勝進出を果たせなかった。

しかし、アン・ジェヒョンはランキングが低くても、紆余曲折の中でトップランカーたちを連破し、生涯初の世界選手権ベスト4に進出して銅メダルまで獲得した。

大会1回戦で香港の黄鎮廷を下して異変の主人公になったアン・ジェヒョンは、ベスト16戦で日本の看板スター、張本智和を撃破。準々決勝では先輩チャン・ウジンを下して準決勝でファルクとの接戦の末に敗れたが、韓国男子卓球のニューエースに浮上する可能性を存分に披露した。

(関連記事:張本智和を撃破!! 卓球世界選手権“波乱の主役”アン・ジェヒョン「自信あった」

世界選手権は、中国の強者が大挙出撃するため、五輪よりもメダルを取るのが難しいとされているほどだ。

今まで世界選手権男子シングルスでは2003年のチュ・セヒョクの銀メダルが最高成績で、1991年の千葉大会でキム・テクス、2005年上海大会でオ・サンウン、2007年ザグレブ大会でユ・スンミン、2017年デュッセルドルフ大会でイ・サンスなど4人が銅メダルを獲得したことがある。

そんな世界選手権で、大会初出場したアン・ジェヒョンが銅メダルを獲得し、卓球界のダークホースに浮上した。韓国が今大会5種目のうち、収穫したメダルはアン・ジェヒョンの銅メダルが唯一だ。まさに韓国卓球のプライドを示したといえるだろう。

韓国は昨年、男子シングルス、ダブルスはもちろん、北朝鮮のチャ・ヒョシムと合同チームを組んで出場した混合ダブルスでも大活躍したチャン・ウジン、そして今回現れたアン・ジェヒョンらを含めて、来年の東京五輪でも入賞を狙えるようになった。

スポットライトを一身に浴びたアン・ジェヒョンは、「ここで止まらない」と誓った。準決勝直後の共同取材陣とのインタビューでは、「レシーブを積極的に行い、バックハンドの対決でも自信を持ってコースを狙わなければならない。打点も高めてボールをテーブルにつけて処理するよう心がけたい」と、これからの課題を口にした。

「世界の舞台で通じる自信はあまり感じなかったが、短所を補って長所を生かしていく。自分のプレーを生かせば、より良い試合と成績が得られると思う。次は優勝にも挑戦したい」と語った。

卓球韓国男子代表のキム・テクス監督も、「アン・ジェヒョンは私の予想が外れるほど良い卓球をした。スピードと力が不足していればベスト4は難しい。ところが、今大会ではその勝負でも押されずトップランカーたちとも対等か、彼らを上回る試合をした」と評価する。

世界最強の中国と彼らを追撃する日本、底力のある欧州に押されて苦戦していた韓国卓球が、アン・ジェヒョンの奮戦で希望を見出した世界大会だった。

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