フィールドのスーパールーキーがいつのまにか“フィールドのスーパーモデル”に変身していた。
10月22日、釜山(プサン)で行われているアメリカ女子プロゴルフ(LPGA)ツアーBMWレディースチャンピオンシップ(賞金総額200万ドル)第2ラウンドで、アリソン・リーが際立った存在感を放っていた。
前日行われた第1ラウンドで合計4アンダー・9位タイになったアリソン・リーは第2ラウンドでも試合に集中。身長175センチの華やかな容姿とカリスマ性は、選手ではなくスーパーモデルかと見間違えてしまうほどだった。
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アリソン・リーは1995年、アメリカのカリフォルニアで生まれた。彼女はアイルランド人の祖父と韓国人の祖母の間に生まれた父親(イ・ソンイル)と母親(キム・ソンシン)の間で生まれた。
6歳の時からゴルフを始めたというアリソン・リーは、2013年と2014年の間に14週間アマチュア世界ランキング1位になり、次世代のゴルフスターとして注目を集めた。
2015年にはLPGAツアーQスクールを、イ・ミンジ(オーストラリア)と共にトップで通過し、スポットライトを集めた。
デビュー当時、アメリカの多くのメディアが「ミシェル・ウィーとレクシー・トンプソンに匹敵するスター性を備えている」と報道。その商品性ほれ込んだ大手マネジメント会社IMGとも契約を結んだ。
アリソン・リーは2010年と2012年、アメリカ代表としてジュニアライダーカップに出場し、2度ともチームを優勝に導いた。
2015年にも、ソルハイムカップと名前を変えた同大会に出場し、アメリカを代表する選手として脚光を浴びた。
ただ、華やかだったアマチュア時代とは異なり、プロではまだこれといった結果を出せずにいる。今年ヨーロッパで開かれたAramcoTeamSeriesで一度優勝したのがすべてだ。
両親の故郷である韓国を訪れ、素晴らしいプレーとともに華やかな魅力をファンにプレゼントしているアリソン・リー。遅ればせながら本格的に始動したと言えるかもしれない。
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