日本の独立リーグに属する韓国人選手の“過去”に再注目…放出となった理由とは?

日本のプロ野球独立リーグであるBCリーグの福島レッドホープに属する韓国人外野手、キム・ウォンソクがにわかに注目を集めている。

2017年にハンファ・イーグルス外野手として活動するもチームから放出されたキム・ウォンソクが、日本のBCリーグで活躍しているという報道が4月23日に出たなか、彼が放出される原因となったSNSの対話内容に再び関心が集まっている。

キム・ウォンソクは2017年当時、とあるファンとのSNSダイレクトメッセージ(DM)が公開されて問題になった。そこには文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめ、所属チームであるハンファ・イーグルス監督代行やチームメイト、チアリーダー、さらにはファンたちに対して無差別的な非難を浴びせる会話内容があり、それが発覚してチームから放出されたのだ。

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当時、キム・ウォンソクは「韓国のたばこは安い」ということに対して、文大統領を共産主義者と皮肉り、ハンファ・イーグルスの本拠地である忠清道(チュンチョンド)を小馬鹿にして侮辱した。

監督代行を“ビョンX(精神異常者を示す隠語)”と呼び、チアリーダーの外見を嘲笑しながら「殴ってやりたい」「チアリーダーにXXを持っていってヤツらの肩を降ろしたい」などの発言まであった。

(画像=テレビ局『チャンネルA』が報じた放出のニュース)

議論が広がると、ハンファは日本でキャンプ中だったキム・ウォンソクを放出した。

ハンファは「SNS対話内容の流出で議論を呼んだキム・ウォンソクを放出することにした」とし、「プライベート空間であるSNSの個人対話であっても、不適切な対話内容が流布されただけに断固たる措置が必要だと判断した」と明らかにした。

これと関連してキム・ウォンソクは4月23日、『スポーツ朝鮮』とのインタビューを通じて「言えることは申し訳ないということしかない。後悔も多く、自分に腹が立って眠れない日もある」と反省した。

また、「私に助けてくれた方々、特に挑戦の機会として日本の独立リーグのトライアウトを調べてくださったエージェントに感謝している」と付け加えた。

キム・ウォンソクは現在、日本のBCリーグの福島レッドホープに所属している。

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