フォアハンドの攻撃は果敢で、バックハンドも相手に押されなかった。しかし、最後は“老練さ”の壁を越えられなかった。
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韓国卓球界の“神童”シン・ユビン(17、世界ランキング85位)は7月27日、東京体育館で行われた女子シングルス3回戦で、香港のエースの杜凱琹(ドゥホイカン/24、世界15位)に敗れ4回戦進出を逃した。
試合は杜凱琹が先に2セットを奪う苦しい展開に。その後、シン・ユビンは2セットを取るなど善戦を見せたが、最終的に2-4で敗れた。右利きのシェイクハンド攻撃型で、2018年にジャカルタ・アジア大会と世界卓球で銅メダルを獲得した杜凱琹の壁は高かった。
シン・ユビンはこの日、第1セットから果敢な攻撃で4-0、8-5、10-7とリードを続けたが、連続失点から10-10のデュースを許し、最後は10-12で同セットを落とした。第2セットでも序盤こそ拮抗した戦いを見せたが、結局は5-11とした。
以降、第3セットと第4セットを11-8で勝利したが、第5セットで杜凱琹の反撃に遭い、4-11と無気力に崩れた。そして、第6セットでは序盤こそ接戦を繰り広げるも、最終的には6-11の5点差で敗れてしまった。
シン・ユビンは今後、来る8月1日からスタートする女子団体への出場が予定されている。
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