韓国柔道のイ・ソンホが開幕2日前になって、劇的に東京五輪の出場権を手に入れた。出場者の欠員が発生したからだ。
国際柔道連盟(IJF)が、男子81kg級のイ・ソンホが東京五輪の出場権を獲得したことを最終的に通知した。イ・ソンホはオリンピック初出場となる。
IJFはオリンピック出場権の規定に基づき、ワイルドカードとされた選手のうち、1人が新型コロナに感染して不参加となったため、男女全階級をあわせて次点順位の選手のうち、世界ランキングの点数が高いイ・ソンホに出場資格を付与することを決定した。
これにより、東京五輪に出場する柔道韓国代表は、2008年の北京五輪以来、12年ぶりに個人戦の全14階級すべてに選手団を派遣することになった。
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