韓国プロ野球の2021オールスター戦が中止決定…東京五輪代表への影響も大きく

韓国プロ野球の2021年オールスター戦が中止となった。最近の韓国野球界に蔓延している“コロナ爆弾”が、予見された通り爆発した形となった。

韓国野球委員会(KBO)は7月20日に実行委員会を開き、オールスターファン投票はすでに完了したが、新型コロナの拡散が続いている点に着目。同委員会は、リーグで感染者が追加発生しており、これまで関係機関と協議した結果、韓国首都圏の「社会的距離確保の第4段階」が施行されている状況では、開催が難しいと判断した。

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オールスターのベスト12に選ばれた選手には、個別に授賞を行う予定だという。

野球韓国代表を指揮するキム・ギョンムン監督

オールスターの中止とともに、7月23日に予定されている東京五輪野球代表チーム、ライジングスター(U-24選抜)、京畿道(キョンギド)の10球団から集まった選手らが1つのチームで試合を行う場合、感染拡大の恐れがあると判断し、こちらも試合を行わないこととしている。

ライジングスターチームとの試合が取り消されたことにより、東京五輪代表チームの調整は、首都圏球団との練習試合が代わりに予定されている。この練習試合は、詳細なスケジュールが確定したあと、発表される予定だ。

また7月25日14時に、高尺(コチョク)スカイドームで予定されているキウム・ヒーローズとの練習試合は、予定通り行われる。

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