韓国プロ野球が再び無観客となる。
KBO(韓国野球委員会)は7月9日、「政府が発表した“社会的距離確保”の調整により、首都圏での試合が2週間無観客で行われる」と発表した。
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今回の無観客開催は、韓国政府が7月12日から首都圏における社会的距離確保措置を、第4段階に引き上げることを決定したためだ。一方非首都圏では、各段階別の収容人数の割合によって、有観客で試合を行う。
なお、7月10日、11日の試合が雨天などで順延され、12日に行われる場合も、無観客になるという。
ただし、首都圏で10日、11日の試合が通常通り行われる場合、従来の30%の観客数で試合を行う。非首都圏の場合、措置第1段階の収容人数の70%、第2段階の50%、第3段階の30%が、各地域別に適用されるそうだ。
韓国では最近、再び新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、芸能界やスポーツ界といった多方面で甚大な影響を及ぼしている。
そのような状況でKBOは新型コロナ拡散防止に向けて、非首都圏の競技場で貼る体温計の配布や安全要員の増員など、より徹底した防疫管理に全力を尽くす計画だ。
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