ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(26)が、米メジャーリーグのオールスターゲームで史上初めて“二刀流”選出された。
ファン投票の結果、アメリカン・リーグの指名打者部門1位で出場資格を得ている大谷は、選手間投票で決める先発投手部門で5番目の121票を獲得した。
エンゼルスのジョー・マドン監督は大谷がファン投票で指名打者に選ばれた当時、投手としてもオールスターゲームに出場することを望んでいた。
今年のオールスターゲームは“オオタニ・ショー”になる可能性が高い。大谷はオールスターゲーム前日のホームランダービーにも出場を予定している。
マドン監督も「ホームランダービーに出場する大谷は、オールスターゲームに投手としても打者としても出場する。このようなことは今後起こり得ないし、たった一度起きることだ。野球ファンではない人も関心を持つしかない」と、“オオタニ・ショー”を予告した。
大谷は7月5日現在、打者では打率0.278の31本塁打、67打点を記録しており、投手では3勝1敗の防御率3.60で、60イニングを投げて83奪三振としている。
なお、大谷以外の日本勢ではダルビッシュ有(34、サンディエゴ・パドレス)と菊池雄星(30、シアトル・マリナーズ)が選出。
一方、リュ・ヒョンジン(34、トロント・ブルージェイズ)やキム・グァンヒョン(32、セントルイス・カージナルス)、チェ・ジマン(30、タンパベイ・レイズ)ら韓国勢からは1人もオールスターゲームに選ばれなかった。
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