元阪神タイガースのオ・スンファン(38、サムスン・ライオンズ)が、自身の韓国プロ野球初となる通算300セーブ達成を記念した寄付金を伝達した。
サムスンは6月8日、本拠地の大邱(テグ)サムスン・ライオンズ・パークで行われたKIAタイガース戦で、試合に先立ち、オ・スンファンの記録達成を記念した寄付金の伝達式を行った。
サムスンはオ・スンファンの300セーブ達成が間近に迫った去る4月15日から、NAVERのハッピービーンを通じて300セーブ達成記念の寄付金募集を開始。そして今回、ファンが集めた寄付金約300万ウォン(日本円=約30万円)に加え、オ・スンファン自ら出した300万ウォン、ハイトジンロからの寄付金300万ウォンを合わせた計900万ウォン(約90万円)の寄付金が伝達された。
寄付金は、オ・スンファン自ら指定した聖母慈愛福祉館と大邱達句伐(タルグボル)総合社会福祉館にそれぞれ分けて支給された。
伝達式後には特別な始球式も行われた。同日の始球式は、達句伐総合社会福祉館でリハビリ治療を受けているサムスンファンのパク・テジュン君が務めた。
また、マッチング・グラントスポンサーのハイトジンロから、この日の入場者先着300人に、ジンロのマスコットキャラクターであるトゥッコビ(ヒキガエル)の人形がプレゼントされた。
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