イングランド・プレミアリーグのトッテナムが、韓国代表FWソン・フンミン（28）に対する人種差別に強硬対応をとる見通しだ。
【関連】「ソン・フンミン、イ・ガンインが人種差別論争に悩む」と韓国紙
イギリスメディア『ザ・サン』は4月13日（日本時間）、ソン・フンミンがSNS上で人種差別を受けていることに関連し、トッテナムが“SNSボイコット”を考慮していると報じた。
ソン・フンミンは4月12日に行われたプレミアリーグ第31節マンチェスター・ユナイテッド戦で、前半33分にマンチェスター・UのMFスコット・マクトミネイ（24）と競り合った際、マークを振り払おうとしたマクトミネイの右手が顔面に当たった。
そのままプレーは継続され、エディンソン・カバーニのゴール（34）でマンチェスター・Uが先制したかに思われたが、VARによる確認の結果、主審がマクトミネイのファウルを宣言し、得点は取り消された。
最終的に試合は1-3でマンチェスター・Uが勝利を収めた。しかし試合後、ソン・フンミンのSNSにはゴール取り消しの場面と関連した批判のみならず、人種差別的なコメントが殺到していた。
これを受けてトッテナムは同日、クラブ公式SNSを通じて「ソン・フンミンが人種差別を受けたことが確認された。プレミアリーグ事務局に確認後、効果的な措置に乗り出す。我々はソニーとともにいる」と声明を発表した。
『ザ・サン』は、つい先日にもコロンビア代表DFダビンソン・サンチェス（24）がSNS上で人種差別被害に遭ったことから、トッテナムがこれに対応する最も効果的な方法を模索していると伝えている。
前へ
次へ
