米メジャーリーグ、トロント・ブルージェイズのエースであるリュ・ヒョンジンが、8年ぶりとなるヤンキー・スタジアムのマウンドに立つ。
ブルージェイズは4月2日(日本時間)の開幕戦から、東地区ライバルのニューヨーク・ヤンキースとビジターでの3連戦を行う。開幕戦の見どころは、リュ・ヒョンジンとゲリット・コールのエース対決だ。このカードはア・リーグ開幕戦の中でも最も関心を集めている。
リュ・ヒョンジンがヤンキー・スタジアムのマウンドに立つのは、今回で通算2度目のことだ。
昨シーズンは先発ローテーションが合わず、ヤンキー・スタジアムでのビジター戦に縁が無かった。1度目は2013年のロサンゼルス・ドジャーズ在籍時に、インターリーグでヤンキースと戦った時のことだ。当時はヤンキースの先発として出場した黒田博樹との投げ合いに加え、イチローとの対決もあり、野球ファンの興味を大いに引いた試合だった。
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その試合でリュ・ヒョンジンは6回を投げ、5被安打、2与四球、4奪三振、3失点のクオリティー・スタートを記録したものの、惜しくも敗戦投手に。ライル・オーバーベイの適示二塁打と、イチローのソロ本塁打による失点だった。
今回の登板は、当時とは全く異なるものだ。開幕戦やエース対決という要素に加え、スポーツ専門チャンネルの「ESPN」が生中継することも決まっており、 アメリカの野球ファンから大きな注目を集めている。
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