3月13日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿体育館にて日本女子フットサルリーグ2020-2021第9節、府中アスレティックFCレディースとアスレジーナユニアオあいち一宮の試合が行われた。
22の得失点差を埋めれば優勝の可能性が残っていた府中アスレティックFCレディースは、序盤からパワープレーを仕掛け7得点を奪い勝利はしたものの、優勝には至らなかった。
試合後、府中アスレティックFCレディース・岡山洋介監督は「自分たちの普段のゲームモデルなどは抜きにして、この1戦の戦い方を準備してきた。大量得点が必要だったので、ディフェンスの仕方、ゲーム展開の持って行き方を確認しながら取り組んでいた」と説明した。
「もともと、今シーズンは大量得点で勝つというチームスタイルではなかったなかで、22点というすごく高いハードルを目標にやらなくてはいけなくなってしまった。ひとつ前の宇部戦でプラス3しかできなかったので、そこも含めて難しさはあった」と振り返った。
最後に、「僕としては、22点を信じて練習をしていた。僕が見せないと、選手が信じてやってくれないと思った。ここはもう最後“馬鹿になってやろう”という話はしていた」とし、「今日、22点は取れなかったが、選手の取り組みや、最後まであきらめない姿は素晴らしかった」と評価した。
(文=玉 昌浩)
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