ダルビッシュ有の同僚キム・ハソン(25、サンディエゴ・パドレス)が現地で注目を集めている。
アメリカのブックメーカー『ATS』は2月26日、サンディエゴ・パドレスの2021シーズンについて展望。そこで、新加入のキム・ハソンについて言及した。
同社はキム・ハソンが「本当に興味深い打者になれる」とし、「この2年間、韓国プロ野球で大活躍した」と紹介。
続けて、「もちろん、MLBの投手は韓国プロ野球より優れているため、キム・ハソンの攻撃力はアメリカでは平均程度になるだろう」としつつも、「179センチ83キロの選手としては優れたバッティング技術と立派な忍耐力を兼ね備える打者だ」と才能を高く評価した。
キム・ハソンは韓国プロ野球時代にゴールデングラブ賞を3度受賞。去る2019年のプレミア12でも野球韓国代表の中心選手として活躍しただけに、アメリカ現地でもその実力に注目が集まっているようだ。
現地メディアからは、「多芸多才なキム・ハソンはパドレスの貴重なバックアッパーになる」(『MLB.com』)、「キム・ハソンは春季キャンプで注視すべき選手。信頼できる存在になればパドレスの選手層はさらに厚くなる」(『Friars on Base』)と評価されている。
AJ・プレラーGMも、去る1月のオンラインインタビューで「どんな守備位置でも上手くやれると思う」と新戦力のキム・ハソンに期待を寄せていた。
パドレスは現在、アリゾナ州ピオリアで春季キャンプを行っている。来る4月1日のメジャーリーグ開幕を前に、キム・ハソンは首脳陣の信頼を勝ち取ることができるだろうか。
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