ドイツの“コリアンダービー”はホルシュタイン・キールのイ・ジェソンに軍配が上がった。
イ・ジェソン(29、ホルシュタイン・キール)と、ペク・スンホ(24、SVダルムシュタット)は、2月3日(日本時間)に行われたDFBポカール3回戦で相まみえた。
1-1で90分間を終えたこの試合は、PK戦までもつれ込む接戦の末、7-6でホルシュタイン・キールが勝利を収めた。
第2回戦で“ドイツ最強”のバイエルン・ミュンヘンを下すジャイアントキリングを見せたホルシュタイン・キールは、9年ぶりとなるDFBポカールベスト8に駒を進めた。
ホルシュタイン・キールの主軸であるMFイ・ジェソンは、スタメン出場してフルタイムを戦い、勝利に力を添えた。一方、ベンチスタートとなったMFペク・スンホは、後半37分にFWトビアス・ケンペ(32)との交代で途中出場をはたした。
1-0のままホルシュタイン・キールの勝利で終わるかと思えた後半41分、ダルムシュタットはFWセルダル・ドゥルスン(30)の同点ゴールでなんとか延長に持ち込んだ。
PK戦でペク・スンホとイ・ジェソンは、それぞれのチームで5番目のキッカーを務めた。4人目まで3-3のイーブンの状況で、2人は5人目のキッカーとしてPKを成功させた。
5人目を終えて4-4となったためサドンデスに突入するも、7-6でホルシュタイン・キールが勝利を収め、ポカールベスト8進出を決めている。
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