元ソフトバンクの“大砲”イ・デホ、「業務上背任などの疑い」で体育市民団体から刑事告発される

かつて2012~2013年にオリックス・バファローズ、2014~2015年に福岡ソフトバンクホークスで活躍したイ・デホ(38、ロッテ・ジャイアンツ)が、体育市民団体から告発された。

体育市民団体『人と運動』は12月15日、「韓国プロ野球選手協会のイ・デホ前会長、キム・テヒョン前事務総長、オ・ドンヒョン顧問弁護士を業務上背任などの疑いでソウル中央地検に刑事告発した」と明らかにした。

イ・デホ

同団体は「イ・デホ前会長とキム・テヒョン前事務総長は、報酬及び機密費の不正受領で業務上背任罪及び横領罪が成立する」と主張。

また、「オ・ドンヒョン顧問弁護士は、自身が斡旋したキム・テヒョン前事務総長から8800万ウォン(日本円=約880万円)の高額を受け取って会計監査をした」とし、「選手協会の総資産規模は1億9000万ウォン(約1900万円)、年収益は20億ウォン(約2億円)で、業界の通常会計監査費用は300~400万ウォン(約30~40万円)程度」と伝えた。

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これに先立ち、イ・デホ前会長は既存の2400万ウォン(約240万円)から6000万ウォン(約600万円)に引き上げられた機密費を個人口座に入金していた事実が最近明らかになり、議論を呼んでいる。

また、イ・デホ前会長が迎え入れたとされるキム・テヒョン前事務総長は、月250万ウォン(約25万円)相当の機密費を現金で受け取り、証拠資料無しに使っていたという。

これに対し、イ・デホ前会長は議論の責任を取って会長職を辞任。キム・テヒョン前事務総長は解任されている。

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