ソン・フンミンが負傷離脱したトッテナム、ストライカー補強に奔走…最有力候補は?

2020年10月01日 サッカー #欧州サッカー

ソン・フンミン負傷の影響が大きかったのだろうか。イングランド・プレミアリーグのトッテナムが14カ月ぶりに、ストライカーを補強しようと奔走している。

【注目】なぜトッテナムはソン・フンミンを“酷使”するしかなかったのか

イギリス公営放送BBCは10月1日、「トッテナムがSLベンフィカのFWカルロス・ヴィニシウスをレンタルで迎えようとしている」と報道した。

トッテナムは先立って、スペイン出身のフェルナンド・ジョレンテ、オランダリーグ得点王のフィンチェント・ヤンセンなどを、ストライカーであるハリー・ケインのバックアップ策として講じていたが、彼らは出場時間などに不満を抱いてチームを去った。

昨シーズンから1軍の即戦力として活用できる正統派ストライカーは、ケイン一人だけだった。しかしケインのバックアップ要員の穴は非常に大きかった。昨シーズン、ケインが負傷で長期離脱したとき、センターとサイドの両方で起用可能なソン・フンミンがサブとして満点の活躍を繰り広げた。

ソン・フンミン

ケインの代替選手が必要なトッテナム

今シーズンも序盤のタイトな日程のなか、ソン・フンミンがウインガーとしてプレーし、ヨーロッパリーグなどでもケインの代わりにワントップの役割も果たした。しかし9月27日のニューカッスル戦まで酷使されたソン・フンミンは、軽微なハムストリングの負傷でチームから離脱。トッテナムはこれ以上、ケインのバックアップ加入を遅らせることができなくなった。

当初、地域誌『football. london』によると、トッテナムはヴィニシウスのほか、ハリス・セフェロヴィッチ、イタリア・セリエAのトリノ所属アンドレア・ベロッティなど、他のストライカーにも接近したが、最も可能性が高いのがヴィニシウスだ。

『スカイスポーツ』は同日、「トッテナムがSLベンフィカとヴィニシウスのレンタル交渉を行っている。1シーズンのレンタル以降は、移籍金3600万ポンド(54億円)で完全移籍するオプションを含める予定」と付け加えた。

昨年夏、SLベンフィカのユニホームを着た彼は、ポルトガルのプリメイラリーガで18ゴール(32試合)を決めた。このほか、ヨーロッパチャンピオンズリーグで1得点、カップ戦で5ゴールなど、シーズン24ゴールを達成した。ジョゼ・モウリーニョ監督は、ケインのバックアップであり、即戦力としてヴィニシウスに狙いを定めた。

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