女子コミュニティ・シールドMOMのチ・ソヨンを英メディア絶賛!「信じられないほどに鋭い姿を…」

チェルシーFCウィメンの韓国代表MFチ・ソヨン(29)が2020-2021シーズンのスタートダッシュに成功した。

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去る8月29日(日本時間)、ウェンブリー・スタジアムでマンチェスター・シティWFC対チェルシーFCウィメンのコミュニティ・シールドが行われた。

この試合でチ・ソヨンは先発フル出場し、チームを2-0の勝利に導いた。

ノーゴールながらMOM受賞

彼女の活躍がチェルシーに優勝をもたらした。韓国代表では攻撃的な役割を担当するチ・ソヨンはこの日、中盤で出場してチームの安定を支えた。

(写真提供=ロイター/アフロ)チ・ソヨン

決して華やかでは無かったが、ミスのないプレーや前線への鋭いパスを披露し試合をコントロールしてみせた。さらには機敏な動きで相手の退場も誘発し、数的優位にも立った。

後半には攻撃にも積極的に顔を出すと、同21分には正確なパスから仲間のゴールも生み出し、1アシストを記録。ほかにも数回シュートを放ち、相手ゴールを脅かした。

チ・ソヨンは試合後、最も優れた活躍を披露した選手に送られる“MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)”を受賞。ゴールを決めたわけではないが、フル出場してチームの勝利につながる決定的な役割を果たしたと評価された。

実際、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』は「チェルシーの“プレーメイカー”チ・ソヨンは、攻撃の大きな比重を占める中心にいた」とし、「中盤で常にスペースを探し出し、誰にも見られないパスをした」とプレーを説明。続けて「シーズン最初の試合で信じられないほどに鋭い姿を見せた」と絶賛した。

今回の優勝は、来月6日から開幕するFA女子スーパーリーグへ向けて大きな弾みとなった。まだ日程は確定していないものの、UEFA女子チャンピオンズリーグでの戦いぶりにも期待が集まっている。

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