韓国Kリーグに参戦したガンビア代表FWモドゥ・バーロウ(27・全北現代モータース)が、韓国人プレミアリーガーについて語った。
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バーロウは、去る7月26日に行われたKリーグ1(1部)第13節のFCソウル戦で後半23分から途中出場。約25分間プレーした。試合は3-0で全北現代が勝利している。
試合後、「勝利できたことが嬉しい」と心境をあらわにしたバーロウは、「体力的に完全に準備は整わなかった。危惧の念を抱いたが、チームが多くの信頼を寄せてくれたから良い姿を見せられた。コンディションが100%に戻れば、より良いプレーを披露できるはずだ」と自信を示した。
バーロウは全北現代に渡る以前、主にイングランドを活躍の場としていた。
2014年にスウォンジー・シティに加入後、ノッティンガム・フォレストやブラックバーン・ローヴァーズ、リーズ・ユナイテッドへのレンタル移籍を経て、2017年からレディングへ移籍。そして、2019-2020シーズンはトルコ1部のデニズリスポルへレンタル移籍されていた。
そのため、かつて2012年から2018年までスウォンジーでプレーした元韓国代表MFキ・ソンヨン(31・FCソウル)とも在籍期間が被っていた。
バーロウは、スウォンジー時代のキ・ソンヨンとの交流についてこう振り返っている。
「キ・ソンヨンとはスウォンジーで4年間ともにプレーし、今も良き同僚として過ごしている。同じビルに住んだ。キ・ソンヨンが、韓国でプレーすることに関する話をたくさん聞かせてくれた。機会があれば戻るとも話していた」
“スウォンジー時代からKリーグ復帰を念頭に置いていた”と語るバーロウの話を聞く限りでは、キ・ソンヨンはかなり以前からKリーグ復帰を模索していたものとみられる。
2人の交流は今も続いているようだ。バーロウは「最近では(キ・ソンヨンの)ソウル入団直前にも連絡した。会ってご飯を食べようと話もした」と述べた。
だが、今シーズンいっぱいはピッチ上での彼らの共演を見られないかもしれない。
今回行われた第13節での直接対決ではバーロウが途中出場でピッチに立ったが、キ・ソンヨンはベンチからも外れていた。
また、全北現代はファイナルラウンドのグループA(レギュラーリーグ1~6位)進出が有力な一方で、ソウルは12チーム中11位に沈んでおり、ファイナルラウンドをグループB(レギュラーリーグ7~12位)で戦う可能性が高い。
そのため、ファイナルラウンドを別グループで戦うことから、バーロウとキ・ソンヨンの対決も来シーズンに持ち越される見通しが立っている。
他方で、バーロウはプレミアリーグ時代にソン・フンミン(28・トッテナム)と対戦した経験も語った。
「ソン・フンミンと同じ試合でプレーしたことがある。実力や技術も優れているが、体力的にも飛びぬけていると感じた。当時、ソン・フンミンは(試合で)ゴールも決めていた。同じフィールドに立てたことを嬉しく思っている」とバーロウは振り返った。
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