韓国プロ野球参戦の元カブス内野手ラッセルが2週間の隔離終える!早ければ7月中にも1軍デビューか

キウム・ヒーローズに加入した元シカゴ・カブス内野手アディソン・ラッセル(26)が、楊平(ヤンピョン)での生活を無事終えた。

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去る7月8日、仁川(インチョン)国際空港を通じて韓国に入国したラッセルは、その足で京畿道(キョンギド)楊平へ直行。球団が用意したペンションで専従職員とともに生活し、自主隔離期間を過ごした。

ラッセルの自主隔離期間は22日で終了し、23日から外部での活動が可能となる。

(写真提供=キウム・ヒーローズ)アディソン・ラッセル

ラッセルの獲得が発表された当時、球団フロントは合流時期を早くても7月末と予想していた。

ソン・ヒョク監督は「自主隔離後、まずは2軍の試合をこなしてから出場時期を決定する。ただ、いずれにせよ1軍の投手を相手にしなければならないので、1軍に早く昇格させ、相手投手のボールを見させるようにしたい」と計画した。

早期の合流が望まれるラッセル

ラッセルの隔離終了時点とキウム2軍のスケジュールを照らし合わせてみると、約1週間程度は早まりそうだ。

キウム2軍は21~22日でハンファ・イーグルスと2連戦をこなした後、1日空けて斗山(トゥサン)ベアーズと3連戦を行う。そのため、23日の休息日に選手たちとの顔合わせを終え、翌日の試合である程度のパフォーマンスを披露できれば、25日にも1軍エントリーが実現するかもしれない。

そうなれば、ラッセルの韓国プロ野球デビュー戦は25日のロッテ・ジャイアンツ戦だ。

似たような時期にハンファに加入したブランドン・バーンズ(34)も、予想よりも早くチームと合流した。

ブランドン・バーンズ

ハンファのチェ・ウォンホ監督代行が明らかにした理由もソン監督と同じだった。7月2日に入国して15日まで自主隔離期間を過ごした後、16日に2軍と合流してSKワイバーンズ戦に臨み、17日の紅白戦にも出場した。

そして、18日にチャムシル球場で行われたLGツインズ戦で1軍デビューを飾り、4番打者として2塁打を放つ活躍を見せた。キウムがラッセルに望むものと同じようなシナリオだ。

チームの新たな主砲となるか

キウムは、7月の残りの日程で斗山と2度も顔を合わせる。21~23日にチャムシル球場で斗山と3連戦を戦った後、本拠地の高尺(コチョク)ドームに戻り24~26日でロッテ、28~30日で斗山と対戦する。

6月まで勝率トップでリーグ2位を守っていたキウムは、7月に入りその座を斗山に譲り、順位も3位に落とした。それだけに、今回の6試合の結果が重要であることにほかならない。

キウムにとっては、今シーズンここまで外国人バッター無しで戦ってきただけに、長打のオプションとなり得るラッセルの合流が待ち遠しい。

ロッテ戦ならディクソン・マチャド(28)との遊撃手対決、斗山戦ならホセ・フェルナンデス(32)との投打対決に注目だ。

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