韓国女子ツアー「S-OILチャンピオンシップ」が明日(6月12日)開幕!有力選手を一挙紹介

2020年06月11日 ゴルフ #韓国女子ツアー

9回目の金メダルを手にするのは一体誰なのだろうか。

【写真】“次世代セクシークイーン”ユ・ヒョンジュのプライベート写真に「心臓バクバク」

来る6月12日から14日にかけて、済州島のエリシアン・カントリークラブで「第14回S-OILチャンピオンシップ」が行われる。

賞金総額7億ウォン(日本円=約7000万円)の同大会には、国内勢や海外勢問わず多くの有力選手が出場予定だ。今回はそのなかでも特に注目の選手を紹介しよう。

イ・ボミや”次世代セクシークイーン”も出場する今大会の注目選手は?

 最注目は“6冠女王”チェ・ヘジンだ。彼女は生涯初のタイトル防衛に照準を合わせている。

「(エリシアンCCでは)ピンに向かって攻撃的にショットする試合をしなければならないと思う。この部分に重点を置いて練習してきたし、特にパットチャンスが来たときは必ずキャッチする。攻撃的なプレーで良い結果を出したい」とチェ・ヘジンは意気込んだ。

昨年の同大会は2位グループを1打差で引き離しての劇的な逆転優勝。ディフェンディングチャンピオンとして臨む覚悟は格別だ。

チェ・ヘジンは「ディフェンディングチャンピオンとして出場した際に優勝したことがないので、必ず優勝したい。より良い流れを生み出すきっかけになるだろう」と述べた。

今年の大会でチェ・ヘジンがタイトル防衛に成功できれば、2014年と2015年大会を制したチョン・インジ以来、歴代2番目の記録となる。

(写真提供=KLPGA)チェ・ヘジン

チェ・ヘジンに次いで、最も強力な優勝候補に挙げられるのは“天才少女の再起”を知らせたキム・ヒョージュだ。

彼女は去る7日に幕を下ろした「第10回ロッテ・カンタータ女子オープン」で4年ぶりに優勝カップを掲げた。

「長い間待っていた優勝を果たせてとても嬉しい。優勝した感覚が今週も続き、また良い結果を出せたらと思う」と余韻を語ると、「2週連続優勝に欲を出してしまいかねないが、そういった考えは最大限しないよう努力したい」と強調している。

キム・ヒョージュは2014年に「韓国女子オープン」、「錦湖(クムホ)タイヤ女子オープン」と2週連続で優勝した経験もある。

「大会期間中の天気が良くないと聞いたが、流動的な状況に対応しながらコースを攻略することが重要だと思う。トップ10を目指し、欲張らずに最後まで一生懸命頑張りたい」と決意を示した。

(写真提供=KLPGA)キム・ヒョージュ

5月最後の“女王”となったイ・ソヨンも虎視眈々とシーズン2勝目を狙う。

大賞ポイント(167点)、賞金(2億6900万ウォン=約2690万円)とどちらのランキングでも現在首位に立つイ・ソヨンは、先月末の「第8回E1チャリティーオープン」をはじめ、今季出場した4つの大会ですべてトップ10入りを果たした。

「シーズン序盤だが、主要な記録ですべて上位圏内に入っていて嬉しい。残りの大会もベストを尽くす」と述べた彼女は、「粘り強さがあってこそ達成できるタイトルである大賞が何よりも欲しい」と、優勝への意欲を語った。

(写真提供=KLPGA)イ・ソヨン

韓国女子ツアー史上初めて瞬間視聴率3%近くを叩き出したキム・セヨンも、「第10回ロッテ・カンタータ女子オープン」を準優勝で終えた悔しさを晴らそうとしている。

キム・セヨンは「優勝を逃して惜しいが、(キム・)ヒョージュと良い試合をしたと思う。試合の感覚が上がってきている状態だが、雨の予報もあるので準備しなければならないことは多い。最上のパフォーマンスを見せることが最高の目標だ。この目標を達成できれば、良い結果も得られるだろう」と述べた。

今大会はほかにも、“次世代セクシークイーン”ことユ・ヒョンジュや、イ・ボミ、ペ・ソンウ、キム・ハヌルの日本女子ツアー勢、昨季米国女子ツアー新人王のイ・ジョンウン6も出場予定。

今回の「S-OILチャンピオンシップ」は、去る2012年から韓国女子ツアーで初めてオリンピックのコンセプトを活用し、聖火の点火式とメダル授与式を行っている。優勝者だけでなく、2位と3位にもメダルを贈る。

今年で9回目を迎える「S-OILチャンピオンシップ」の頂点に立つ女王は誰になるのか、ゴルフファンの注目が集まっている。

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