欧州通算100ゴールを達成したソン・フンミン(トッテナム)は、「記憶に残るゴールはプロ初ゴールだ」と話した。
ソン・フンミンは12月6日、ロンドンのウェンブリーで行われたプレミアリーグ第15節サウサンプトン戦にスタメン出場。トッテナムが2-0でリードした後半9分、ハリー・ケインが上げた低い弾道のクロスを右足で合わせてゴールを決めた。試合はトッテナムが3-1で勝利した。
ソン・フンミンはこの試合フル出場。今季のプレミアリーグでは初のフル出場となった。
2010年にドイツのハンブルガーSVで欧州1部リーグデビューしたソン・フンミンは、同年10月31日のケルン戦でブンデスリーガ初ゴールを決めた。初シーズンに3得点を挙げると、翌2011-2012シーズンに5得点、2012-2013シーズンに12得点を挙げて2桁得点を記録した。
2013年にドイツの強豪レバークーゼンに移籍すると、2013-2014シーズンに12ゴール、2014-2015シーズンに17ゴールを挙げて上昇気流に乗った。2015年にはトッテナムへ移籍し、夢に描いたプレミアリーグでプレーしたが、ソン・フンミンのゴールは止まらなかった。
移籍初年度の2015-2016シーズンこそ8ゴールと振るわなかったが、2016-2017シーズンは各種大会で21ゴールを決め、チャ・ボムグンが保持していた1シーズン最多ゴール記録を塗り替えた。
2017-2018シーズンは18得点を記録。今シーズンはロシア・ワールドカップとジャカルタ・アジア大会でチームを離れ、疲労も蓄積したが、それでも晩秋から調子を上げ始めた。100ゴールに必要だった2018-2019シーズンの4得点目が、この日のサウスハンプトン戦のゴールだった。
ソン・フンミンはこの日の得点後、観客席に向かって指でハートを描くパフォーマンスをして明るく笑った。ソン・フンミンは試合後、韓国の取材陣に対し、「一瞬も自分自身を疎かにしたことはなかった」と、100ゴール達成の秘訣を語った。
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以下はソン・フンミンとの一問一答。