アメリカ国内で、韓国プロ野球の需要が少しずつ生まれている。まだごく少数に過ぎないが、野球に飢えた現地ファンの心は動き始めているようだ。
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アメリカ最大の移籍情報サイト『MLBトレード・ルーマーズ(MLBTR)』は、ホームページ内で「韓国プロ野球中継を観ますか?」というテーマでアンケートを行っている。4月28日午後5時時点で9527人が投票した。
最も多かった回答が「現時点で代案が無いため、韓国プロ野球を観る」で、全体の40.08%(3818票)が投票した。次いで27.93%(2661票)は「何試合かは観る」と答えた。
最も少ない投票数だったが、全体の14.48%(1380票)が「メジャーリーグ(MLB)開幕後も韓国プロ野球を観たい」と答えた。このことから、MLB以外のリーグに関心を寄せているファンが一定数いることがわかった。
もちろん、「質の低いプレーと慣れない選手には興味を示さない」という否定的な答えも17.51%(1668票)存在していた。
全体を満足させることはできないが、アメリカ国内で韓国プロ野球に対する需要が生まれている点は、グローバルマーケティングの解決策に苦心している韓国野球委員会(KBO)にとっては嬉しいニュースだ。
最近では日本やカナダも放映権購入の意思を表明しており、世界最大のスポーツチャンネルの一つであるESPNとも引き続き交渉を行っている。
ESPN側は最近、アメリカ国内のすべてのスポーツがストップ状態になり、深刻な経営危機に直面したことを受けて韓国プロ野球の無料中継を要求し、大きな非難を浴びた。
ひとまず中継を開始し、以降広告やスポンサーシップによって収益を共用しようという提案をしたが、韓国プロ野球の海外放映権販売代行会社『Eclat』側が“不可”通知を出し、交渉は足踏み状態となった。
去る4月28日にESPNが態度を変えたことで、現在は交渉に弾みがついている。
1週間に5試合ほどの中継を基本に交渉を進めているが、お互いにポジティブな反応がなされているという。
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