韓国プロ野球が最も望ましい開幕過程として、海外メディアの注目を浴びた。
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アメリカのスポーツ専門メディア『NBCスポーツ』は最近、「韓国・日本が見せてくれた最高・最悪のプロ野球準備シナリオ」というタイトルの記事を報じた。
同メディアは、「両国の姿はメジャーリーグがどのように開幕を準備すべきかを知らせている」とし、「韓国の事例は最高のシナリオで、日本の事例は最悪のシナリオ」と断定した。
今季の韓国KBOリーグは、チーム内の紅白戦、チーム間の練習試合を経て5月5日に開幕する。1週間の間隔で、各球団団長が集まる実行委員会と社長団が進行する理事会が開かれ、新型コロナの状況に応じて機敏に対応し、ついに開幕日を決定した。
特に3月中旬、元疾病管理本部長を主軸に各分野の専門家たちと設定した新型コロナ・タスクフォース(TF)の役割が大きかった。ガイドラインを配布するなど10球団を総括し、リーグの混乱を最小限に抑えた。
『NBCスポーツ』は、「韓国は広範囲に新型コロナの検査を行い、感染拡大問題にうまく対処した」とし、「一日の新規感染者数が一桁まで減った」と肯定的に評価した。
一方、日本のプロ野球(NPB)の評価は最悪だった。
「日本は(韓国とは)まったく違う取り組みで、新型コロナが再び感染拡大している」とし、「5月の開幕を予定したが、選手に感染者が発生し、今後のスケジュールが白紙化した」と指摘した。
阪神タイガースは藤浪晋太郎をはじめ選手3人が感染者となり、3月27日から3週間、チームのトレーニングを中断した。そしてその余波はリーグ全体に広がった。
回復した3人は4月24日からトレーニングに復帰したが、リーグがいつ始まるかは未知数の状態だ。
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