韓国プロ野球が、思いもよらず全世界からの関心を一身に受けている。
【写真】「転校してきて」美女チアリーダーの“かわいすぎる制服姿”が話題!
新型コロナウイルス感染症の影響で、米メジャーリーグ(MLB)が開幕する可能性は依然として“ゼロ”に近い。死亡者数と感染者数が連日増加しているだけでなく、最近ではトランプ大統領が移民の受け入れ停止を発表するなど、事態は深刻化している。
世界中のスポーツが“オールストップ”状態の中、アメリカやカナダの海外賭博会社は韓国プロ野球に目を向けた。
開幕の可否すら不透明な北米と異なり、韓国ではすでにチーム間交流戦が行われているだけでなく、開幕日も5月5日と確定したからだ。
北米スポーツベッティングサイト『Covers.com』は、4月23日(日本時間)に「BETTING KOREAN BASEBALL:韓国プロ野球を知る」と題し、韓国プロ野球の分析記事を掲載した。
記事内では、去る1982年に発足した韓国プロ野球の歴史に始まり、10球団に対する詳細な説明、今シーズン開幕に関する内容などが伝えられていた。
同メディアはリュ・ヒョンジン(33・トロント・ブルージェイズ)やカン・ジョンホ(33・未所属)、パク・ビョンホ(33・キウム・ヒーローズ)、キム・グァンヒョン(31・セントルイス・カージナルス)ら新旧メジャーリーガーにも言及。
チーム内3人までに制限された外国人選手制度に関する説明も付け加えられ、昨年にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した元・斗山ベアーズ投手のジョシュ・リンドブロム(32)についても触れた。
“ベッティングサイト”なだけに、韓国プロ野球にベッティングする際の注意点も記されていた。同メディアは「韓国のチームはある程度リードしていても安全ではない」と、投手陣の不安定さを取り上げた。
一方で、守備能力については高く評価しており、以下のように書かれていた。
「(韓国プロ野球)の守備はたまにサーカスのようになる。しかし、非自責点はMLBと大差ない。韓国プロ野球は9.68%、MLBは7.6%だ。台湾リーグが15.26%であることと比べれば、確実に高いレベルの守備力を持っている」
韓国プロ野球10球団それぞれの特徴も同メディアは把握していた。
2019シーズンの韓国シリーズを制した斗山ベアーズやライバル球団のLGツインズ、キウム・ヒーローズのホームランバッターであるパク・ビョンホをはじめ、直近11年間で1度しかポストシーズンに勧めていないハンファ・イーグルスの悲運な歴史などを詳細に綴った。
また、新型コロナの拡散を受けて変更された今シーズンのリーグ規制なども捕捉し、新型コロナ感染拡大防止のための韓国プロ野球の努力についても高く評価した。
前へ
次へ