韓国プロ野球のGMが新型コロナの濃厚接触者判定、開幕前に新防疫規則を発表したばかりなのに…

韓国プロ野球、LGツインズのチャ・ミョンソクGMが、新型コロナの感染者と接触したため、自己隔離中ということが確認された。

検査の結果は陰性判定を受けたが、韓国の防疫指針に従って4月中旬まで隔離されるそうだ。

LGツインズの関係者は4月5日、「GMは最近、一球会(韓国プロ野球OB会)の要請で5~10分ほど同会事務所に滞在していた。ところが、一球会の関係者が陽性判定を受けたとの連絡を受け、直ちに検査に臨んだ。判定は陰性だったが、防疫当局から“濃厚接触者”と分類され、現在は自己隔離している。今月中旬には隔離が終わる」と明らかにした。

防疫当局の連絡を受けたチャGMは現在、オフィステル(オフィス+ホテルという意味の造語)を別に借りて隔離中だ。「家族に被害を与える可能性があるため、オフィステルで隔離している」とし、「残念ではあるが仕方がないのではないか。1日1冊本を読もうと15冊ほど持ってきた」と話している。

LGツインズのチャ・ミョンソクGM

一球会の事務所はソウルにある蚕室(チャムシル)球場に位置している。首都圏ということもあり、多くの人が行き交う空間なので、感染者が出た場合その影響力は少なくない。とはいえ、幸いにもチャGMを含め濃厚接触者として判断された全員が、現時点では陰性判定を受けたという。

韓国野球委員会(KBO)は今季開幕を控えて、新型コロナの防疫規則を補完して発表していた。昨年のように感染者が出た場合も直ちにシーズンが中断されることはないが、他者への感染確率が高いため、リーグ全体に支障を与えかねない。野球界に限らず、まだまだ気の抜けない日々が続いている。

【関連】「ファンにやさしいリーグ作りのため」韓国プロ野球が規則改定

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