男子7人制ラグビー韓国代表は、2月29日から3月1日にかけて行われる「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ ロサンゼルス大会」に出場する。
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ワールドセブンズシリーズとは、毎年10個の大会で構成され、全世界10カ国を回るツアー形式で開催される大会だ。10大会の勝ち点を合計させて最終的な優勝チームを決める。
韓国は2019年11月に行われた2020年東京五輪アジア予選で優勝したことで、今回のロサンゼルス大会と10月に行われるシンガポール大会に招待チームとして出場する。
今大会にはニュージーランドや南アフリカはじめ、セブンズ強豪国のフィジーなど合計16カ国が出場。初日目は4チームずつ分かれたプール戦を行い、2日目には決勝トーナメント及び順位決定戦が行われる。
韓国は、2016年リオ五輪で金メダルを獲得したフィジーのほか、アルゼンチンやフランスらと同じプールAを戦う。韓国にとってはどの試合も簡単ではない挑戦となるだろう。
フィジーとアルゼンチンはすでに2020年東京五輪の本戦出場を確定している。フランスも来る6月に行われる大陸間最終予選に出場予定であり、優勝候補の最右翼とされている。
今回のセブンズシリーズは、2019年11月に自国で東京五輪アジア予選を戦って以降、韓国にとって初めて挑む国際大会となる。韓国は今大会でオリンピックでの対戦が予想される国々との対戦で実戦感覚を引き上げる同時に、他国の戦力分析も行う予定だ。
強豪国と対戦できる今大会は、オリンピックに出場する韓国が現状を把握できる良い機会となるだろう。
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