ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(38、アル・ナスル)が、またしても感情調節できない姿を見せた。
イギリスメディア『ザ・サン』などが4月11日(日本時間)までに報じたところによると、ロナウドがリーグ戦を引き分けで終えた後に激怒し、相手選手と衝突したという。
アル・ナスルは10日に行われたサウジ・プロフェッショナルリーグ第23節でアル・ファイハと対戦し、0-0の引き分けに終わった。
勝ち点1獲得にとどまったアル・ナスル(勝ち点53)は、首位アル・イテハド(勝ち点56)との差を縮められず、2位をキープした。
ロナウドはこの日、最前線のストライカーとして先発出場し、90分間プレーした。2度の決定的チャンスがあったが、ゴールやアシストを記録することはできなかった。
すると、試合後に相手選手と衝突し、激怒する姿が捉えられた。
報道によると、ロナウドは相手選手に「試合に出たくないのか」と叫んだという。両選手はピッチを引き上げ、ロッカールームに向かうまでも舌戦を繰り広げた。
その過程で、ロナウドは左腕に巻いたキャプテンマークも外したという。メディアは「ロナウドが優勝を逃すことへの焦りに怒りを表した」との分析を伝えていた。
昨年12月末にアル・ナスル加入が発表されたロナウドは、リーグ戦10試合出場で11ゴール2アシストを記録。シーズン途中からの加入ながら、得点ランキングで単独6位に位置している。
なお、アル・ナスルは次戦、来る19日に行われる第25節でアル・ヒラルと対戦する予定だ。
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