韓国プロ野球KBOリーグもシーズン終盤に差し掛かり、順位争いも激しさを増すなか、より熾烈を極めているのが年間MVP争いだ。
仮に野手からMVPが選ばれるとなれば、候補はすでに2人に絞られているといっても過言ではないだろう。
その2人とは、元中日ドラゴンズのイ・ジョンボム(李鍾範/52)の息子イ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)と、元広島東洋カープのホセ・ピレラ(32、サムスン・ライオンズ)のことだ。
2人は不思議なほどに打撃面の指標がかみ合っている。もはやどちらに年間MVPの座が転がるかは予想が難しい。
イ・ジョンフとピレラは、なんと打撃5部門でそれぞれ1位と2位を占めているのだ。