2018年の平昌五輪で愛らしい笑顔が話題となった“ミス・スマイル”キム・アランが、再び韓国代表に帰ってきた。
キム・アランは4月7日、ソウル陽川(ヤンチョン)区の木洞(モクトン)アイスリンクで開かれた「KB金融グループ第34回全国男女ショートトラック選手権兼2019-2020ショートトラック国家代表2次選抜大会」で総合1位となった。
4月4日に終了した1次選抜大会でも優勝した彼女は、1~2次の合計100点満点で韓国代表に復帰した。
2014年ソチ五輪、昨年の平昌五輪と、ショートトラック女子3000mリレーで金メダルを獲得したキム・アランは今、2022年北京五輪を通じて韓国ショートトラック史上初のオリンピック3大会連続金メダルに挑戦する。
キム・アランは「全種目の決勝進出が目標だったが、期待以上の成績が出た」とし、「国家代表から離れたときの気持ちを忘れずに努力すれば、危機はもはやないだろう」と話した。
以下、キム・アランとのインタビューをお届けする。
―韓国代表に復帰した感想は?
昨年の選抜戦は、怪我で良くない結果に終わった。次のシーズンは絶対に良い姿を見せたいと思っていたので、胸がいっぱいだ。休んだだけに準備をしっかりして臨めたので、選手としてうれしい。
―競争が激しかったが、負傷のトラウマはなかったのか。
シーズンを準備しながら、それらを克服しようとトレーニングをたくさんした。その分、しっかり心構えを持って準備した。
―選抜戦はどのくらい満足できたか。短距離から長距離まで良い結果だったが。
今回の選抜戦を準備しながら、目標は全種目の決勝進出だった。短距離、長距離を選ばなかった。短距離の練習をたくさんしたので、長距離でも調子が上がった。自分でも期待以上の成績が出たようだ。
―国家代表として2回休んだ。第3期と見ることができる。
平昌五輪直前のシーズン(2016-2017)や昨シーズン(2018-2019)は(代表ではなかったが)心を整理するつもりで準備した。そんな気持ちを忘れずに努力すれば、もはや危機はないようだ。そんな思いで、1年を過ごそうと思う。
―腰が良くなかった。
しっかりと休んだ。シーズンを開始するときは、さまざまなトレーニング環境を経験しようと外国(オランダ)に行き、複数の方法を模索した。痛かったところも大分直って、良かった。
―代表チームでは先輩になるが、新しいシーズンはどんな役割を果たしたいか。