オリンピックという舞台では、年齢もただの数字に過ぎない。
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東京五輪における最年少選手は、卓球女子シリア代表のヘンド・ザザ(12)。一方の最高齢は、馬術オーストラリア代表のメアリー・ハナ(66)だ。
東京五輪最高齢選手が出場した馬術では、最高齢メダリストも生まれている。
ハナと同じオーストラリア代表のアンドリュー・ホイ(62)は、総合馬術団体で銀メダル、総合馬術個人で銅メダルを獲得。
当時66歳のルイス・ノベラス(スイス)がヨット競技で銀メダルを獲得した1968年メキシコシティー五輪以降では最高齢となるメダリストとなった。
東京五輪の新競技であるスケートボードでは、10代の選手が席巻している。
男女ストリートと男女パークの計4枚の金メダルがかかった同競技では、日本の堀米雄斗(22)と西矢椛(13)が男女ストリート金メダル、四十住さくら(19)が女子パーク金メダルを獲得した。
そして、去る8月6日に行われたスケートボード最終種目である男子パークでは、オーストラリアのキーガン・パルマー(18)が金メダルを獲得した。4人の金メダリストのうち、20代前半の堀米を除けば、3人全員が10代の選手だ。
銀メダリストや銅メダリストでも10代の存在感が目立つが、特に日本人選手が印象的だ。
スケートボード女子パークでは開心那(12)が銀メダル、女子ストリートでは中山楓奈(16)が銅メダルを獲得。また、女子パーク銅メダリストのスカイ・ブラウン(13、イギリス)は宮崎県生まれで日本人の母とイギリス人の父を持ち、日本とイギリスの二重国籍を保有している。
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