イ・ボミ、東京五輪の解説が「まるでトーク番組」と話題!ポジティブな“応援解説”が人気の要因に

日本でも人気の美女ゴルファー、イ・ボミ(32)の“トークショー”のような東京五輪ゴルフ解説が韓国で話題だ。8月5日、韓国メディア『OSEN』が報じている。

【写真】イ・ボミの「眩しすぎる」ウエディングドレス姿

「ゴルフ中継は面白くないし退屈しやすい」という固定観念も、イ・ボミの前では見事に崩れた。

イ・ボミは現在も日本女子ツアー(JLPGA)で活動する現役選手という身分を存分に生かし、SBSの東京五輪中継で風変わりなゴルフ解説を披露。生まれつきの人懐っこい性格とポジティブなエネルギーという強みに加え、気兼ねなく話せる話術が視聴者を魅了した。

ゴルフという競技は、優勝争いが激しくなる最終ラウンドでなければ緊張感が落ちてしまうのが一般的だ。今回はオリンピックという舞台なだけに、普段のプロツアーとは差があるものの、第1~3ラウンドまでは“優勝者”だけを繰り返すわけにもいかない。

そこで、イ・ボミの「ゴルフトークショー」が見事に視聴者の退屈さを埋めた。

(写真=SBS)イ・ボミ

「最後のホールのバーディはデザートを食べる感覚」

イ・ボミは序盤、キム・ヒョージュ(26)が1番ホールでボギーを叩いた際に「最初のホールでのボギーは補薬!」とコメントし、ミスを慰めた。そして、続く2番ホールでキム・ヒョージュがバーディを奪うと、「本当に最初のホールでのボギーが補薬になりました!」と無邪気に喜んだ。

また、自身と同じ1988年生まれのパク・インビ(33)が午前10時半頃に姿を現すと、「私の友達、あまりに待ちました」と喜びをあらわに。パク・インビと同組のフォン・シャンシャン(32、中国)についても言及し、「お菓子が大好きで、日本で開催されるお菓子メーカーがスポンサーの大会には必ず出場して、1年間分のお菓子を賞品としてもらうんです」と秘話も紹介した。

さらには、「最後のホールのバーディはデザートを食べる感覚」と感性豊かに表現すると、パク・インビがバーディを沈めた場面では、興奮した声で「私の友達です!」と叫んだ。

それだけでなく、オリンピック2連覇を目指すパク・インビのインタビューを見て「私の友達はゴルフも上手で話も上手です」とし、「88年生まれの同い年の親友」と称賛した。

こうしたイ・ボミの解説を横で聞いた“ゴルフ解説のベテラン”ことSBSのキム・ジェヨル解説委員は、「イ・ボミ選手はテレビにも才能がある。選手引退後はSBSでゴルフの解説をしたら大人気になるだろう」と絶賛していた。

「出場する選手全員が金メダル候補」

大会前、イ・ボミは「日本は非常に暑いので、暑さの中で集中力を失わないことが重要です」と指摘した。日本でプレーする現役選手なだけに、誰よりも日本現地の事情をよく知る彼女だ。案の定、選手たちは35度前後の猛暑の中で苦戦する姿を見せていた。

キム・ジェヨル解説委員も、「パク・インビが後半に集中力を失ったのは暑さのせいだろう」と分析した。パク・インビ自身、試合後に「天気がこれほど暑いとは思わなかった。後半のいくつかのホールは、どうやって打ったかもわからないほど落ち着かなかった」と明かしている。

イ・ボミは、韓国でテレビに出演するたびに熱い関心を向けられている。夫で俳優のイ・ワンも、「日本ツアー10年の経験を生かして、視聴者が楽しめる解説をしてほしい」と激励を送っている。

イ・ボミは「世界ランキング10位以内に韓国の選手が4人もいます。パク・インビ選手はもちろん、出場する選手全員が金メダル候補です」とし、韓国のオリンピック2大会連続制覇への期待を隠さなかった。

なお、東京五輪の女子ゴルフには世界ランキング3位のパク・インビ、同6位キム・ヒョージュをはじめ、同2位コ・ジンヨン(26)、同4位キム・セヨン(28)が出場している。

◇イ・ボミ プロフィール

1988年8月21日生まれ。韓国・江原道 出身。身長158cm。12歳のころ、当時米国女子ツアーで活躍した朴セリに影響されてゴルフを始めた。2006年に韓国の代表常備軍(代表候補)入りを果たすと、翌年にプロ転向し3年目で初優勝。2011年からは活躍の場を日本に移し、2015年から2年連続賞金女王に輝いた。2019年12月28日、俳優イ・ワンと結婚式を挙げた。

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