タンパベイ・レイズのチェ・ジマン(29)が“出塁マシーン”に進化している。
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チェ・ジマンは5月28日(日本時間)、米フロリダ州セントピーターズバーグの本拠地トロピカーナ・フィールドで行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「3番・一塁手」で先発出場した。
この日、チェ・ジマンは2打数1安打2四球の1得点を記録。冷静に球種を見極め、3度の出塁に成功した。打率は0.355に上昇し、出塁率も0.472から0.500に引き上げられた。チェ・ジマンの活躍に支えられ、レイズは7-2で勝利を収めた。
1回裏、一死一塁の状況で初打席に立ったチェ・ジマンは、ロイヤルズ先発投手のブラディ・シンガー(24)と粘り強い勝負を繰り広げた末、四球で塁に出た。
その後、「4番・左翼手」のオースティン・メドーズ(26)が三塁打を放ったことで、チェ・ジマンは二塁走者とともに帰還。レイズも一挙2点先制に成功した。ただ、3回裏の2打席目は空振り三振に終わった。
そして4回裏、チェ・ジマンは一死一、二塁の場面で再び打席に立つと、ここでも四球を選んだ。しかし、ネクストバッターのメドーズが併殺打に倒れたためチャンスは続かなかった。それでも、7-2で迎えた6回裏に初球をセンター前に飛ばし、試合通して3出塁を果たしている。
直近2連勝中のレイズは現在、アメリカン・リーグ東地区で澤村拓一(33)所属のボストン・レッドソックスを0.5ゲーム差で離し、首位に立っている。
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