Vリーグ男子部の水原KEPCOビッグストームに所属するパク・チョルウ(35、水原KEPCOビッグストーム)から公開批判を受けたKB損害保険スターズのイ・サンリョル監督が、謝罪の意を表した。
イ監督は2月19日、『聯合ニュース』の電話インタビューに応じた。
イ監督は立場を明らかにするのは慎重にしたいとしながらも、「パク・チョルウは十分にそういうこともあり得る」とし、「謝罪したい」と伝えた。
ことの発端は、パク・チョルウが2月18日のVリーグの試合後のインタビューで行ったイ監督への公開批判だ。パク・チョルウは12年前に代表チームで活動していた当時、代表コーチを務めていたイ監督に殴られ、腹部や顔に大きな傷を負ったことがあった。
パク・チョルウは試合前日、自身のインスタグラムで「血が逆流するとはこのような感覚なのか」と投稿。試合後も自らインタビューを要望し、「イ監督が最近、バレーボール界に校内暴力問題が広まった状況について話した内容を聞き、衝撃を受けた」と語っていた。
これは、17日の試合前にイ監督が「どんなことにも因果応報がある」とし、加害者になればどんな形であれ代価を払うことになるという自らの経験を話した内容を公に狙撃したものだった。
当時、イ監督は「私も選手たちに謝罪する気持ちで指導している。バレーボール界の先輩として、少しでももっと模範的な姿を見せようと努力している」とも話していた。
これらの発言に対し、パク・チョルウは「イ監督のひどい体罰が(自身の)殴打事件後にも続いたと聞いている」とし、「指導者の暴力問題を根絶しなければならない」と強調した。
彼は「イ監督は大学指導者時代にも、選手に“パク・チョルウ(を殴打した事件)のせいで殴られないと思え”と言っていたと聞いた」とし、イ監督が“愛のムチ”の程度を超える体罰をしてきたと主張した。
これに関し、イ監督は自身のインタビュー内容について「後輩たちに暴力などの行動をしてはいけないと言った」と釈明。続けて、「たとえ許されなくても、生きていくなかでどんな形であれ良い姿を見せられるよう努力していく」と、繰り返し謝罪の意を伝えた。
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