韓国プロ野球のNCダイノスが、約半月の海外販売で約2000万ウォン(日本円=約200万円)の売上を記録した。
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6月29日、NCは「5月14日から31日まで海外ファンを対象とするオンラインショップを運営した。当該期間の売上高は約2000万ウォンで、多く売れた品目の順番はユニホーム、キャップ、Tシャツ、ロゴボール、オーセンティックウェアだ」と説明した。
続けて、「選手別ユニホームの販売順位は、ナ・ソンボム、ヤン・ウィジ、パク・ミヌ、パク・ソクミン、ク・チャンモだ。ナ・ソンボムが全体の約38%を占めた」と付け加えた。
韓国プロ野球がアメリカをはじめとする約130カ国で中継された結果だ。特に、アメリカ最大のスポーツチャンネルESPNは、去る5月5日の開幕戦から毎日1試合ずつ、アメリカ全土で韓国プロ野球を生中継している。
そして、今シーズンここまでNCがリーグ首位を走っていることで、韓国プロ野球10球団のなかでもNCに向けられた関心が大きくなった形だ。
NCは配送先を調べたアメリカ地域別の分布状況について、「国別に見るとアメリカが342件で最も多かった。地域別ではカリフォルニア、ニューヨーク、テキサス、アリゾナ、イリノイと均等な分布図を見せた」と伝えた。
アメリカ以外では、ドイツのレバークーゼン、オーストラリアのシドニー、カナダのバンクーバー、イギリスのバッキンガム、台湾の台北などでもNCのグッズが購入されていたことがわかった。
注目すべきは、全体販売量と比べた海外販売規模だ。NC関係者は「同期間、海外での販売数が全体の20%を記録した」と話した。
これまで韓国プロ野球における海外収入はほとんどゼロに近かっただけに、今回の海外向け販売は前例のない結果をもたらした。
今シーズン好調ぶりを見せるNCが、韓国プロ野球の外需市場開拓でも先頭に立っている。
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