5月28日(日本時間)、アメリカ最大のスポーツチャンネルESPNが、韓国プロ野球球団のロッテ・ジャイアンツが国内では初めてメジャーリーグ(MLB)で使用される投手用の保護帽子を注文したことを明かした。
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きっかけとなったのは、去る5月17日のハンファ・イーグルス戦。その試合で先発を務めていたロッテ投手イ・スンホンが、3回裏にライナー性の打球が頭部に直撃して倒れ、病院に搬送されていた。
CT検査の結果、若干の脳出血と微細な頭部骨折が確認されていたが、幸いにも手術には至らなかった。
そして、ロッテは頭部に打球が直撃したイ・スンホンのトラウマを和らげるべく、MLB投手のマット・シューメイカーやダニエル・ポンセデレオンらが使用する特殊な帽子を注文したという。
ESPNは昨シーズンにロッテでプレーしたブロック・ダイクゾーンとのインタビューを通じ、韓国プロ野球で投手用の保護帽子を使う投手がいないことを伝えた。
ダイクゾーンは「昨シーズン、僕一人が緩衝材の入った帽子を使っていた。特に自分がどんな帽子をかぶっているのかは知らされていないが、何人かの選手だけが認知している」と話した。
ダイクゾーンは『セーファー・スポーツ・テクノロジー』社が製作した帽子を使用している。同社のマット・マイアー社長は、ESPNに「ロッテが韓国では初めて特殊帽子を注文した」と明らかにした。
ロッテ関係者によるとイ・スンホンはすでに退院し、今後1カ月間のリハビリで復帰を進めるという。
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