韓国プロ野球がアメリカや日本に上陸したことで、タイトルスポンサーの新韓銀行もグローバルマーケティング効果を得ている。韓国プロ野球を通じた野球産業化が、好循環を起こす可能性があることを証明した場面だ。
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5月18日、韓国野球委員会(KBO)は「世界最大のスポーツ専門チャンネルESPNを通じてアメリカ全域に中継されたことに続き、日本でも韓国プロ野球が生中継されたことで、タイトルスポンサーもマーケティング効果を得ている」と明かした。
韓国プロ野球は、新型コロナウイルス感染症の拡散を乗り越えて開幕できたことから、海外メディアからも集中的な関心を受けている。また、ESPNによる中継を通じ、観戦に飢えたアメリカの野球ファンからも人気を得ている。
そこで、新韓銀行と同社モバイルアプリ『SOL』も同時に注目を集めているという。タイトルスポンサーだからこそ享受できる恩恵であるわけだ。
KBOは、今シーズン開幕前に新韓銀行と2021年までタイトルスポンサー契約を延長した。
新型コロナの事態が本格化する直前、KBOのリュ・デファン事務総長と放映権事業担当の子会社KBOPの構成員らが新韓銀行側から交渉を引き出したおかげで、大きな危機を免れたという。
新韓銀行は、開幕とともに国内モバイル視聴者数が昨年比で4倍以上も増え、関連コンテンツへの参与人数も昨年比で2倍以上増加するなど、人気を実感している。
ESPNの中継を通じて海外でもエンブレムなどが露出されるため、グローバルマーケティング効果も得られている。
特に、アメリカの野球ファンの間でバットフリップやオンライン応援など、韓国プロ野球ならではの見どころが話題になっていることから、新韓銀行もSNSなどを通じて自然に露出効果を享受している。
KBO側は「去る5月5日の開幕戦は、アメリカ国内だけで約27万人がテレビを視聴した。これにより、タイトルスポンサーの広告露出効果は昨年の約2400億ウォン(日本円=約240億円)よりもはるかに高い水準になると期待できる。野球ファンの間でも、新韓銀行の野球マーケティング効果がより高くなるものとみられる」と評価した。
新韓銀行関係者は、「アメリカだけで15支店を運営しているが、国内で話題の韓国プロ野球やこれに伴う中継露出に関する問い合わせが各支店に多く寄せられている。中継を通じて露出されるブランド広報を、今後さらに活性化させる方案を構想中だ」と明かした。
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