日本やアメリカメディアも注目するなか、韓国プロ野球KBOリーグが5月5日に開幕した。
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世界の有力メディアが一斉に現地取材に訪れたなか、アメリカ最大のスポーツ放送ESPNもKBOリーグ開幕戦を生中継した。ESPNは毎日、KBOリーグ5試合のハイライトをアメリカの視聴者に届ける計画だ。
また日本のSPOZONEを通じても、KBOリーグを楽しむことができる。
開幕当日、全10球団による5試合が行われ、無観客でも球場は熱気に包まれた。開幕戦の試合結果を写真とともに振り返る。
蚕室(チャムシル)野球場で行われたLGツインズと斗山ベアーズの試合は、8-2でLGツインズが制した。
先発したLGツインズのチャ・ウチャンが6イニング、7奪三振、1失点の好投を見せ、打席ではキム・ヒョンスが3回裏にツーランホームランを記録し、シーズン第1号の主人公となった。
キム・ヒョンスは「チームの勝利に貢献できて気分がいい。ホームランに大きな意味はないと思う。まだ1試合が終わっただけだ。しっかりと準備して、シーズンをうまく過ごしたい」と話した。
斗山ベアーズの先発ラウル・アルカンタラは6イニングを投げ、6被安打、3奪三振、3失点だった。
ロッテ・ジャイアンツがKTウィズに7-2で逆転勝ちした。昨シーズンまで開幕戦を3年連続で落としていたロッテは、苦い開幕戦連敗から脱出した。
6回まで1-2とKTウィズにリードを許したが、7回表にディクソン・マチャドが逆転のスリーランを放つと、8回表にはチョン・ジュンウがツーランでダメ押し。公式デビュー戦となったロッテのホ・ムンフェ新監督にうれしい勝利をプレゼントした。
ハンファ・イーグルスの先発ワーウィック・サーポルトが、実力を見せつけた。
6回までいずれも三者凡退というパーフェクトピッチングでSKワイバーンズ打線を封じ、チームの3-0の勝利に貢献した。
ハンファは2回表、先頭打者のソン・グァンミンが左中間二塁打を打った後、かつて日本のプロ野球でも活躍したキム・テギュンがレフト前タイムリー打を放ち、今季初の打点と得点も記録した。
ワーウィック・サーポルトは7回裏のツーアウトまで完全試合のペースだったが、四球、ヒットを許してノーヒットノーランも逃した。それでも9回まで投げて2被安打の完封勝利を記録した。
SKワイバーンズの先発ニック・キンガムも好投し、5回まで1時間2分しかかからない1点差の投手戦だったが、7回表にハ・ジュソクのセンター前ヒットが2点タイムリーとなり、試合を決めた。
意外にもサムスン・ライオンズは、2019シーズンに初めて規定イニングに達した左腕ペク・ジョンヒョンを先発に起用。NCダイノスを相手に昨シーズン3勝をあげたペク・ジョンヒョンにマウンドを託した。
しかし好投を見せたのは、NCダイノスの先発ドリュー・ルチンスキーだった。6イニング、3被安打、無失点で先発の役割を果たした。
ペク・ジョンヒョンは4回表、NCダイノスのナ・ソンボムに先制ホームランを許すと、後続にもヒットを許して2点を奪われた。6回表にもパク・ソクミンがホームランを放ち、NCダイノスが4-0で勝利した。
サムスンのホ・サムヨン監督はデビュー戦を勝利で飾ることができなかった。
パク・ビョンホやキム・ハソンのホームランをはじめ、キウム・ヒーローズの打線が爆発し、11-2でKIAタイガースを下した。
KIAタイガースはエースのヤン・ヒョンジョンを先発起用したが、キウムの打線を抑えることはできなかった。
2回表に1点、3回表に3点、5回表に4点、8回表に3点を奪ったキウム・ヒーローズは、9回表まで11-0の大量リード。KIAタイガースは9回裏に2点を挽回しただけだった。
デビュー戦となったKIAのマット・ウィリアムズ新監督には苦い大敗となった。
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