韓国で最も使われた“ネットスラング”は? 2018年版を公開

2018年12月11日 社会

韓国のネットユーザーたちが2018年に最も使用した流行語に「カップンサ」を選んだ。

韓国最大級のコミュニティサイト dcinsideは12月3~9日、「2018年にかけて最も使った流行語は?」とのテーマで投票を行い、その結果「カップンサ」が1位となった。

計1万1831票のうち2622票(22%)を得た「カップンサ」。韓国語で「カプチャギ」(突然)、「プニギ」(雰囲気)、「サヘジダ」(冷める)を合わせた造語で、「突然場がしらける」状況を表す言葉だ。

主に日常的な会話やネット上の書き込みで、その場の雰囲気にそぐわない発言やコメントがされたときに使われる。

続いて、2517票(11%)を得た「カズア」が2位に選ばれた。

韓国語の「カジャ」(行こう)を力強く言うときの発音をそのまま文字にした造語だ。韓国で仮想通貨が大流行した昨年末~年始にかけて、投資家たちの間で通貨の上昇を願うスローガンとして掲げられたことで知られる。

3位には1527票(7%)の「ジョンボ」が選ばれた。言葉自体の意味は「辛抱強く耐える」という意味だが、韓国では低俗な単語を含んだスラングとされていた。ところが、2012年に小説家のイ・ウェスが若者たちに向けて「ジョンボ精神を失わなければいい」と発言したことがきっかけとなり、流行語化するまでに至った。

そして仮想通貨暴落の際に、これもまた投資家たちが通貨価値を巻き返すべくスローガンとして利用したことが大きく影響した。

(写真提供= dcinside)

韓国流行語はその他にも「フグ」(常に騙される人)や「TMI」(Too much information、知る必要のない余計な情報)、「ヘギンサ」(直訳で核+インサイダー。とてつもなく社交的な人を指す)などが後に続いている。

(関連記事:韓国大学生の「人気企業ランキング」で『スポーツソウル』が13年連続1位

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