未成年者を含む女性を脅迫してわいせつ映像を制作、SNSに流布した“n番の部屋”事件の関連内容を追跡し、メディアに伝えた情報提供者が自殺を図った。
警察と消防当局によると3月30日23時30分頃、“n番の部屋”事件の情報提供者A氏が極端な選択をしようとしたとの内容の申告があった。
A氏は発見当時、用途不明の薬を大量に服用していたことがわかった。A氏は発熱の症状が出て病院に運ばれたが、命に別状はないと伝えられた。
A氏は2019年、“n番の部屋”に類似したテレグラム(SNS)のチャットルームを運営して警察に検挙された。その後、自らの過ちを反省しているとし、テレグラムで行われるデジタル性犯罪を報道機関などに情報提供してきた人物だ。
先立ってA氏は3月29日、事件と関連して某放送局の関係者と面談し、心が傷ついたとの内容のコメントをSNSに上げ、自殺を暗示する写真を添付した。
A氏はインタビュー中、「ガールフレンドができたことはあるか」「こうすることが反省になると思うか」「あなたは何になったようだったか」などの侮辱的な言葉を受けたとし、それを恨んでいた。
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