とある日本俳優の動向を韓国メディアが注視している。
【写真】唐田えりかの“色気”あふれるファッション誌未公開カット
その日本俳優とは他でもなく、週刊誌『週刊文春』が新恋人について報じた俳優・東出昌大だ。
東出の新恋人報道には韓国メディアも反応しており、「“不倫波紋”東出昌大、20代女性と5カ月目の熱愛」（『Newsen』）、「“不倫”東出昌大、20代女性と5カ月恋愛」（『SINGLE LIST』）といった見出しで報じている。
2020年1月の不倫発覚から1年が経った現在は、主演映画『草の響き』の公開や、映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』『峠 最後のサムライ』、そして人気シリーズ『コンフィデンスマンJP -英雄編-』の公開が控えるなど、俳優としては復活しつつある。
しかし、プライベートは対照的だ。離婚した杏がワンオペで3人の育児をしている現状や、養育費を月1万円しか払っていないなどのニュースも報じられる中、今回はついに“新恋人”の発覚だ。再び痛手になる可能性も少なくない。
韓国メディア『マネートゥデイ』も「杏は、東出がスキャンダルで仕事が途絶え、困難に直面しており、（当時）慰謝料を受け取っていないと明らかにした。その上、東出が杏に子ども1人当たり10万ウォン（約1万円）の養育費を提示したことが伝えられ、改めて非難を浴びた」と強調している。
それにしても、なぜ韓国メディアは東出のニュースに注目しているのだろうか。実は東出本人というよりも、当時の不倫相手だった“唐田えりか”が韓国で有名だからだ。
今回の報道でも、「“唐田えりかと不倫”東出昌大、20代女性とまたスキャンダル」（『OSEN』）、「“9歳年下の唐田えりかと不倫”東出昌大、20代の女性と熱愛中」（『マイデイリー』）、「東出昌大、唐田えりかと不倫→離婚したら…20代女性と熱愛中」（『ヘラルドPOP』）といった具合に、唐田ありきのタイトルで報じる韓国メディアが多い。
特に『エックスポーツ』は、「東出昌大、唐田えりかと不倫→20代の女性と交際5カ月目」と題し、「東出昌大と唐田えりかは、2017年に共演した映画『寝ても覚めても』で出会い、不倫相手に発展。1月にスキャンダルを起こし、大きな波紋を呼んだ。特に2017年は唐田えりかが法的に未成年者に属していたため、さらに大きな衝撃を与えた」と報じている。
韓国で知名度が高い唐田だが、そのきっかけは2017年9月にLG電子のスマートフォンのCM出演だった。
韓国メディア『Insirht』は当時、「牧場でアルバイトをしていたらLGスマートフォンCMモデルにキャスティングされた」と題した記事で、「（LG電子の）CMで視聴者の視線を奪ったのは、出演している女性の美貌だ」と評価。
当時のネット上には、「本当に清純だなあ」「きれいだ…整形もしていないようだし」「広末涼子に続く清純派女優になってくれると期待したい」といったコメントが並び、“清純のアイコン”として認知されていた。
“清純”CMの反響は大きく、同年11月には韓国の芸能プロダクションであるBHエンターテインメントと、韓国国内におけるマネジメント契約を締結。同社は、世界的俳優となった俳優イ・ビョンホンや、時代劇ドラマ『トンイ』で日本でも一躍有名になった女優ハン・ヒョジュらが所属する韓国屈指の役者専門のマネジメント会社だ。
BHエンターテインメントに所属したあとは、韓国の人気アーティストであるナオルのミュージックビデオ『記憶の空いた場所』や、“韓国版ゲーム・オブ・スローンズ”といわれる『アスダル年代記』に出演することとなる。
しかし、韓国でトップスターへの道を歩み始めた矢先に東出との不倫が報じられ、清純のイメージは失墜。その余波は大きく、不倫騒動が巻き起こった2020年1月23日には、韓国最大のポータルサイト「NAVER」のリアルタイム検索ワードで「唐田えりか 不倫」が1位を記録するほどだった。
奇しくも東出の新恋人報道が報じられる1カ月ほど前の9月初頭には、韓国メディアが唐田の短編映画出演を報じるなど、女優復帰が取り沙汰されていた。
今後2人がどんな歩みを進めるのか、韓国も引き続き注視しているようだ。
前へ
次へ
