映画『ミナリ』の女優ユン・ヨジョンが「第93回アカデミー賞授賞式」で助演女優賞を受賞した中、俳優イ・ビョンホンが贈った“粋な一言”にも注目が集まっている。
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イ・ビョンホンは4月26日、自身のインスタグラムにユン・ヨジョンの写真を掲載。「不可能、それは事実ではなくひとつの意見に過ぎない」と綴った。これは伝説の格闘家モハメド・アリが残した名言の一部。イ・ビョンホンによるこのような祝福メッセージのチョイスは、韓国人女優としてはじめて、それも74歳という年齢にして助演女優賞に輝いたユン・ヨジョンに相応しいといえるだろう。
それだけに、投稿を目にしたファンからの反応も熱い。
当該の投稿には現在、「本当にめでたいこと」「歴史的快挙」「ビョンホンさんの言葉のチョイスが素晴らしすぎる」といった熱烈なコメントが寄せられている状況だ。
この日ユン・ヨジョンは、米ロサンゼルスのユニオンステーションで開催された「第93回アカデミー賞授賞式」に出席。受賞スピーチでは『ミナリ』の制作会社の代表でありプレゼンターを務めたブラッド・ピットに「私たちが映画を撮っている間、どこにいらっしゃたんですか?」とジョークを飛ばし、「ヨーロッパの方々は私の名前をよく間違えますが、今日だけは許してあげます」と余裕を見せるなど、確かな存在感を放った。
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