韓国ドラマ『秘密の森2』監督が語る、“本編を超えた” 続編が作られるまで【インタビュー】

2020年11月01日 テレビ #韓流ドラマ
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『秘密の森』シーズン2の放送は終了したが、その余韻は長く尾を引く。

【写真】『秘密の森2』出演陣のコミカル集合写真

シーズン1から3年ぶりに帰ってきたファン待望のシーズン2は、初回からシーズン1の最高視聴率を塗り替え、絶好のスタートを切った。『秘密の森2』が放送された土・日曜日は、愛聴者の間で「ビスプ(秘森/秘密の森の略語)デー」と呼ばれ、人々がオンエアに間に合うよう帰宅するほどの影響力を発揮した。

演出を担当したパク・ヒョンソク監督にも『秘密の森2』は温かい記憶として残る。パク監督は「素晴らしい俳優たちと美しい話を作ることができ、とても幸せな時間だった」と振り返った。

「不束者だが、無事にシーズン1から2につなげたようで、少しは安堵している。応援してくださり、ドラマの本当のメッセージを受け止めてくださった視聴者の方々に感謝しかない」

シーズン1からバトンを受け継いだパク監督が最も主眼を置いた部分は何だろう。

「最も気を使った部分は、シーズン1の延長線上にシーズン2の時間と状況、人物たちの変化が描かれるようにしたところ。しかし、劇中で2年が過ぎたため、変化のないままを要求することは難しい状況だった。そのほかにも、事件解決の手がかりや伏線があまりにも隠れていたり、もしくは見えすぎないようにする調整に気を使った」

その言葉通り、シーズン2ではハン・ヨジン(演者ペ・ドゥナ)の衣装やスタイリングまでシーズン1とつながるディテールを見せ、好評を博した。

(写真=tvN)

パク監督と脚本家イ・スヨンのタッグに加え、チョ・スンウ、ペ・ドゥナ、ユン・セアといった実力派俳優たちの熱演が、シーズン2もウェルメイドな良作に仕上げた。

パク監督はイ・スヨンとの作業について、「全体の構成に関する話から小道具の話まで、作家さんとの会話を通じて整理したのがほとんどだ。レスポンスが早いので、気兼ねなく苦しませた(笑)」と、冗談交じりで話す。

キャストへの賛辞も惜しまなかった。「最も記憶に残る瞬間を挙げるのがすごく難しい。すべての瞬間を、感服していたのが正直なところだ。その素晴らしい演技やディテールを、うまくカメラに収めようと努力した」

シーズン1同様、最終話の視聴率が自己ベストを記録したシーズン2。“続編は本編を超えられない”という俗説を見事に破ったことについて、パク監督は「とても感謝している。シーズン1がまいてくれたタネのおかげだ。そのタネが2年間大きく育って、このような結果につながったようだ」と謙遜した。

(写真=tvN)

韓国のドラマファンは、なぜ『秘密の森』シリーズに熱狂するのだろうか。

ありふれたロマンスもなく、事件・事故に迫るストーリー展開にもかかわらず、高い支持を得た。パク監督は「社会の痒いところに手が届くメッセージとテーマを持っているので、視聴者がその真心を受け止めてくださったのだと思う」と、嬉しそうに語った。

シーズン3に対する期待と可能性も引き続き言及されている。パク監督は「制作するかどうかはまだ分からない状況」と言葉を慎みながらも、「主演チョ・スンウさんの言葉を借りると、シーズン3が制作されれば、それはひとえに『秘密の森』ファンの愛と声援のおかげだろう。そのときはまた、脚本家さんが韓国社会を貫く別のメッセージを込めた物語を描いてくれると信じている」と話す。

最後には「俳優やスタッフはもちろん、最後まで付き合ってくださった愛聴者の方々と長い時間を一緒に過ごしたような気分だ。『秘密の森』ゆえのプレッシャーも大きかったが、放送終了後にはこのすべての瞬間を共にしたという感情がさらに大きくなった。ただただ感謝しかありません」と述べた。

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