ASTROチャ・ウヌ、所属事務所が“梨泰院”への訪問を認めて謝罪「検査も受けて…」

5月18日、ASTROのチャ・ウヌが集団感染で問題となっているソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)を訪問していた事実が明らかになり、所属事務所Fantagioエンターテインメントが謝罪した。

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所属事務所側は同日、公式立場を通じて「チャ・ウヌが去る4月25日、知人と一緒に梨泰院を訪問していたことが確認された」とし、「当社の管理不十分により、全員との約束である社会的距離(ソーシャルディスタンス)を守れず、心配をおかけして申し訳ない」と述べた。

続いて「チャ・ウヌは5月初め、感染者の発生で問題になった場所には行っていない」とし、「アーティストと周囲の人々の健康状態と安全のために、すでに選別診療所で検査を行い、陰性判定を受けた」と伝えた。

また「理由の如何を問わず、すべての国民がソーシャルディスタンスを実践している時点で、チャ・ウヌが梨泰院の近くを訪れたことは軽率な行動であり、現在はアーティスト本人もソーシャルディスタンスを守る努力が足らなかった部分を深く反省している」と謝罪した。

チャ・ウヌ

当初は「事実無根」と否定した事務所

先立って韓国メディア『ディスパッチ』は5月18日、ソーシャルディスタンスが強調された期間であった4月25日にBTSのJUNG KOOK(ジョングク)、ASTROのチャ・ウヌ、NCTのジェヒョン、SEVENTEENのミンギュが、梨泰院のクラブを訪問したと報じた。

彼らは“1997年生まれの集い”に参加したとされる。

その報道が出る以前にチャ・ウヌの“クラブ訪問説”が浮上した際、所属事務所は「確認の結果、事実無根」などと否定していた。

しかし『ディスパッチ』が実名を報道すると、立場を変えて謝罪に回った。

現在、梨泰院のクラブと関連した新型コロナの感染者は160人を超えており、5月16日時点で4万6000人が検査を受けるなど、大問題となっている。

チャ・ウヌはソーシャルディスタンスが強調された期間にもかかわらず、梨泰院を訪れていただけに、批判は避けられそうにない。

◇チャ・ウヌ プロフィール

1997年3月30日生まれ。韓国・京畿道出身。2014年に韓国で公開された映画『世界で一番いとしい君へ』で俳優デビューし、その後現在の所属事務所Fantagioに練習生として入社。2016年に6人組ボーイズグループASTROのメンバーとして歌手デビューした。アイドルに俳優、モデルとして多方面に活躍している。2019年に放送された『新入史官ク・ヘリョン』(MBC)は、初の地上波ドラマ主演作となった。

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