BTSのJ-HOPEが“勝利の妖精”に生まれ変わった。
J-HOPEは10月28日、インスタグラムのストーリーに起亜(キア)タイガースの韓国シリーズ優勝記念写真を投稿。選手たちがイ・ボムホ監督を胴上げする写真とともに、祝福メッセージを共有することで、“真のタイガースファン”であることをアピールした。
それもそのはず、J-HOPEは起亜タイガースのホームタウンである光州(クァンジュ)が生まれ故郷の、“Born to be光州アイドル”だ。BTSの楽曲『Ma City』には、「僕は全羅南道光州baby」「無等山の頂上に毎日毎日私の人生は熱い、南方の熱気」「僕はKIAを入れてエンジンをかけて狂ったようにbounce」という歌詞を入れたほどだ。
そのため、22日に起亜タイガースのホームで行われる予定だった三星(サムスン)ライオンズの韓国シリーズ第2戦では、J-HOPEが始球式を担当することとなっていた。しかし、その試合に加え、前日雨天順延された第1戦のサスペンデッドゲームまで23日に持ち越されることとなってしまった。
1日遅れの23日に白球を握ったJ-HOPEは、BTSを象徴するパープルのグローブで登場し、見事な投球を見せた。始球式を終えたあとは観客席で熱心にタイガースを応援し、ファンをさらに喜ばせた。
J-HOPEの始球式のおかげか、起亜タイガースは第2戦で勝利。28日の第5戦までに4勝を収め、7年ぶりとなる統合優勝を果たしている。
(記事提供=OSEN)
◇J-HOPE プロフィール
1994年2月18日生まれ。本名チョン・ホソク。2010年にBig Hitエンターテインメント(現HYBE)の練習生となり、2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインダンサーとリードラッパーを担当しており、ムードメーカー的存在としても知られている。活動名である「J-HOPE」は、名字であるチョン(英:Jeong)の頭文字の“J”と、希望を意味する英単語の“Hope”を掛け合わせたものであり、「パンドラの箱を開けると底には『希望』だけが残った」というギリシャ神話に由来している。兵役のため2023年4月に入隊、2024年10月17日に除隊した。
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