韓国ドラマ『ハイバイ、ママ!』で主演を務める女優キム・テヒが、視聴者を驚かせている。
本作は、事故で家族の側を離れることになったチャ・ユリ(演者キム・テヒ)が、死別の痛みを乗り越えて新たな人生を歩み始めた夫チョ・ガンファ(演者イ・ギュヒョン)と娘の前に再び現れ、“ゴーストママ”となって繰り広げられる49日間のストーリー。
結婚や妊娠、出産を経て5年ぶりにドラマ復帰するキム・テヒが、自身初となる母親役に挑戦する。
2003年のドラマ『天国の階段』で強烈な印象を残し、一躍スター女優となったキム・テヒ。
“韓国3大美女”と呼ばれる美貌と高学歴を誇り、“才色兼備”として話題を集めた。
そして主演女優として『九尾狐外伝』をはじめ、『ラブストーリー・イン・ハーバード』『IRIS-アイリス-』『マイ・プリンセス』『チャン・オクチョン』など数多くの作品に出演するも、演技力に対する議論が付きまとうようになる。
一貫した「棒演技」が問題として挙げられ、「学芸会レベル」「ドラマの世界に没頭できない」との不評を買ったのだ。
キム・テヒはそのことについて、某ドキュメンタリー番組でこう語った。
「ひたすら勉強をしたように、演技もそうしていたのが問題でした」
ただ、不評を浴びながらも着実に場数を踏んでいったキム・テヒは、結婚前の最後の作品となったSBSドラマ『ヨンパリ』(2015年)で「キム・テヒの再発見」と言われるほど成長を見せた。
そして2020年、5年ぶりのドラマ復帰となる『ハイバイ、ママ!』では、あまりにも“激変”した演技で世間を驚かせる。
視聴者からは「昔と同じ美貌だが、演技は変わった」「母親の演技がリアルすぎる」「ついに覚醒した感じ」などと称賛の声が続出。
第2話が放送された時点で早くも「キム・テヒの代表作」という評価が出ている。
キム・テヒのさらなる活躍から、目が離せない。
◇キム・テヒ プロフィール
1980年3月29日生まれ。“韓国で最も美しい女優”との異名を持つ。2003年にチェ・ジウと共演したドラマ『天国の階段』に出演したことで日本でもその名が知られる。2006年には飲料水「新・爽健美茶」のCMキャラクターを、2011年にはフジテレビ系ドラマ『僕とスターの99日』で西島秀俊とともにダブル主演を務めた。2017年に歌手RAIN(ピ)と結婚し、2019年9月に第二子(女児)を出産している。
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