北朝鮮が韓国ドラマ『愛の不時着』と映画『白頭山』に不快感、なぜ?

2020年03月04日 話題 #北朝鮮 #愛の不時着
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北朝鮮が韓国ドラマ『愛の不時着』(原題)や映画『白頭山』(原題)に不快感を表わした。

韓国では『愛の不時着』放送当時、“北朝鮮を美化するドラマ”と指摘されて議論に包まれたりしたが、それとは真逆の主張だ。

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北朝鮮は3月4日、対外宣伝媒体を通じて、韓国のドラマや映画が北朝鮮を侮辱していると不快な反応を見せた。作品名を明記していないが、去る2月に人気のまま最終回を迎えたドラマ『愛の不時着』と、イ・ビョンホン&ハ・ジョンウ主演映画『白頭山』を念頭に置いているようだ。

北朝鮮の対外宣伝媒体『わが民族同士』は、「絶対に容認できない極悪非道な挑発行為」というタイトルの論評で、「最近、南朝鮮当局と映画製作会社が虚偽と捏造に満ちたフィクションで、不純な反共和国の映画やテレビ劇を振り回し、謀略宣伝に積極的にしがみついている」と指摘した。

ドラマ『愛の不時着』

続いて「嘆くべき民族分裂の悲劇を、金儲けの手段として使い、そこに快楽を感じている者たちこそ、ひとかけらの良心もない守銭奴」などと非難した。

また別の宣伝媒体『メアリ』も同日、「芸術的なフィクションと想像ではなく、病的な同族対決意識の産物」とのタイトルの論評で、「最近、南朝鮮では、我々共和国をけなす内容の映画やテレビドラマが放映されており、朝鮮人民の激怒を呼び起こしている」と警告した。

それに対して韓国のネット上では、「北朝鮮の住民と主人公が良好な関係を結んで情を交わし合うことの何が問題なのかわからない」「侮辱しているわけでもなく、人情味にあふれる北朝鮮を描いているのに、何が不満なのか」といった反応を見せている。

映画『白頭山』

ドラマ『愛の不時着』は、韓国女性と北朝鮮の将校の間に芽生えたロマンスという、独特な設定をベースに興味津々な展開と俳優たちの熱演が加わって反響を巻き起こした。出演したのはヒョンビン、ソン・イェジン、ソ・ジヘ、キム・ジョンヒョンなど。

視聴者の熱い関心に支えられ、2月16日に放送された最終回(16話)は、平均視聴率21.7%(ニールセンコリア有料プラットフォーム基準)を記録した。

また、映画『白頭山』(イ・ヘジュン、キム・ビョンソ監督)は、朝鮮半島に災害をもたらす白頭山の噴火を防ぐため奮闘する人々を描く作品。俳優イ・ビョンホンが演じる北朝鮮の軍人と、ハ・ジョンウが扮する韓国の爆弾処理要員が噴火を防ごうと力を合わせる。

韓国で2019年12月19日に公開され、観客動員数825万人を突破する大ヒットを記録した。

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