“学校でのいじめ”を扱い、人気を博している韓国ドラマ視聴に関して“注意報”が発表された。
本サイト提携メディア『OSEN』が取材した結果、3月21、22日の2日間、全北(チョンブク)特別自治道・全州(チョンジュ)市を中心に、多数の小・中学校で「『ピラミッドゲーム』拡散防止のための案内家庭通信文(学校からのお便り)」が配布されたことがわかった。
この家庭通信文では、「最近、TVINGで公開されているドラマ『ピラミッドゲーム』によって、遊びを装った集団いじめ現象が学校に広がっている」として、「『ピラミッドゲーム』は学校内における階級と暴力の問題を扱い、学生たちの間の序列を定め、その結果で上位の学生たちが下位の学生たちを苦しめる状況を描いている」と説明している。
続けて、「遊びで始めたピラミッドゲームが、特定の対象に実体的ないじめを与える深刻な学校暴力(いじめ)を量産する可能性が高い状況」とし、「生徒たちの間で自由に行われる遊び文化が、犯罪の種にならないように保護者の皆様の積極的な関心と指導をお願いする」と強調した。
去る21日に全編話が公開されたTVINGオリジナルシリーズ『ピラミッドゲーム』(原題)は、月に一度の秘密投票でいじめる対象を決める女子高を舞台に、加害者、被害者、傍観者の残酷なサバイバルを描いた作品。ガールズグループIVEのウォニョンの実姉チャン・ダアのデビュー作としても注目を集めている。
学生たちの相互投票でA~Fランクに序列が付けられ、下位の学生たちは、さまざまな“いじめ”の標的になるという内容が含まれている。“社会の縮図”ともいえる教室で繰り広げられる序列ゲームは、現実を赤裸々に投影し、視聴者の共感を導いたりもした。
(記事提供=OSEN)
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