ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で知られる俳優イ・ドンウクが、今年放送予定の新ドラマ『九尾狐伝』で“男性の九尾狐役”を務めるというニュースが話題を集めている。
9本の尻尾をもつ狐の霊獣または妖怪である九尾狐(クミホ)は、これまで数多くの映像作品に登場してきたが、そのほとんどが女性キャラクターだった。それゆえに、イ・ドンウクがどんな九尾狐キャラクターを演じるか、関心が高まっている。
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「九尾狐を演じればブレイクする」という俗説がある韓国では、九尾狐こそ女優たちが最も演じたがるキャラクターだったという。
特に、毎年夏に放送されたスペシャルホラードラマ『伝説の故郷』では、ブレイク必至の新人女優が九尾狐役に起用され、話題を集めていた。
1997年放送の『伝説の故郷』で第4代目の九尾狐を演じたのは、女優ソン・ユナ(46)。
あまりにも怖い特殊メイクだったため、夜間の撮影中にソン・ユンアを見た観光客が気を失うという騒動もあったという。本作出演以降、ソン・ユナは演技派女優として『ホテリアー』『シークレットマザー』『THE K2~キミだけを守りたい~』など、数多くの作品に出演した。
“美人女優”キム・テヒ(39)とハン・イェスル(38)も、2004年に放送されたドラマ『九尾狐外伝』(KBS2)で九尾狐を演じた。
2人は劇中、人間より知能や身体能力の高い“九尾狐族”の女戦士として、人間と対立する主演キャラクターを担当している。
人気ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』で主演を務めたパク・ミニョン(33)は、2008年に放送された『伝説の故郷』で第7代目九尾狐を務めた。
現代的感覚を取り入れて洗練された容姿で登場し、美しい九尾狐との評価を得ている。
2010年には、女優ハン・ダガム(39)が『九尾狐伝~愛と哀しみの母~』(KBS2)で九尾狐キャラクターを熱演。切ない母性愛を披露した。
同年に放送された『僕の彼女は九尾狐』(SBS)では、女優シン・ミナ(35)が“ヒロイン”九尾狐役を演じた。九尾狐が現代にも存在し、しかも自由奔放で可愛らしいという斬新な設定が評判だった。
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